2月11日(月)に大阪府八尾市にて、『よしすぽ よしもとが笑いで教えるスポーツ教室~櫻田真平が教える親子サッカー教室~』が開催されました。海外でもプレーした経歴を持つ元プロサッカー選手の櫻田真平選手と、学生時代にサッカー部だった芸人のタレンチ・こばたの2人がタッグを組み、笑いながらサッカーを楽しもうというこの企画。

当日は、雪が舞う極寒の一日で天候の影響もあり10組以上のキャンセルが出るなか、3組の親子が参加。「え?マジでこれだけ……?」とこぼし、若干の不安を抱えながらのスタートでしたが、少人数だからこその濃厚な時間に。参加した親子からは「むしろ超ラッキー」と言う声も上がりました!

子どもたちの猛攻にタレンチ・こばた「勘弁して~!」

「親子でサッカーの面白さを体感して欲しい」という想いから、櫻田は、親と子が一緒になってボールを奪い合うようなメニューが中心。父親と子どもが手を取って笑い合ったり、一緒になって疲れ果てたりする様子は、見ているだけで寒さも吹っ飛ぶような、心温まる光景です。

この親子参加型サッカー教室では、こばたも大活躍。大きな声とリアクションで場を盛り上げ、シャイな子どもの心を引き出すなど、さすが芸人という盛り上げセンスを見せます。

レクチャー途中でこばたがキーパーになり、子ども達が一斉にシュートをすると「もう勘弁して~~!」と声を上げ、笑いを誘う場面も。また、子どもたちにお手本を見せる際、真剣にやり過ぎてこばた自ら「笑いゼロで」と自虐を吐いた瞬間はどっと爆笑が起きるなど、終始笑いに包まれたレクチャータイムとなりました。

元プロ選手・櫻田流の「子どものやる気を引き出す」指導法とは?

レクチャー中、櫻田は「親子で一緒にサッカーに取り組む大切さ」を繰り返し熱弁します。その楽しさを実感することはもちろん、「この練習は辛い、この練習は大変」、「この技術を習得するのは簡単ではない」などの壁を親も体感することで、「ただガンバレ」と言うだけではなく、心から「大丈夫だ、頑張れ」と言葉に重みが加わり、子どもの達成感が全然違うものになると語りました。

サッカー教室の内容としては、赤・青・黄のポールや輪を活用し、コーチが指定した色の輪だけを踏み、またはコーチが触った色の輪を踏まないと言ったもの。櫻田曰く「サッカーはボールを扱いながら、相手を見て判断し考えるスポーツ」であり、その能力を高めるために、ポールを利用して相手の動きに反応する指導方法が有効なんだとか。

ゲームのような楽しいレクチャーに、笑って、笑って、笑い尽くしサッカーの練習が続き、ラストには櫻田真平とタレンチ・こばたも一緒に親子に混じってミニゲーム。あっという間の2時間でした。

最後は質問タイム!海外でもプレーした櫻田さんに訊く「上達のコツ」

Q:リフティングが上手くなるコツは?

櫻田「リフティングが上手いとサッカーが上手くなる訳ではないですが、サッカーが上手い人はリフティングも上手いです。リフティングの上手さは、ボールの中心を捉える能力にかかっていて、この力は日ごろからボールに触れているかといった習慣が左右します。毎日の練習を強制すると嫌がるので、遊び要素も交えながら習慣化させるのが効果的ですよ。

例えば、『目標を達成したらご飯食べに行こう』など、ゲーム性を持たせるのも一つの手です。小さなご褒美を設定し、環境をつくっていけば次第にサッカーに夢中になるはずです」

Q:子どもが右利きなのですが、左足も使えるようになる練習方法はありますか?

櫻田「これもやはり、遊びのなかで左足でも蹴られるようになるのが良いですね。最初は左で止める、蹴る、そんな簡単なことでもいいから何か始めて続けていけば、神経が発達して左足も上手く使えるようになるはずです」

櫻田自身は両利きで、小学5年生の頃に「左足でコーナーキックができたら格好いいやん」という単純な動機で、ひたすら左足を使う練習をしたエピソードを披露。そのときは上達しなかったものの、高校生のときに右足首を捻挫し、左足でドリブルやキックを繰り返していたら、左足も使えるようになったことを明かします。小学生の頃に左で練習した時期があったからこそ高校生で習得できたと語り、小さいころから練習する大切さを説きます。

Q:小さいころはサッカー以外に習い事をした方が良いですか?

櫻田「絶対にした方が良いです。サッカーだけだと能力に偏りが出るので、子ども達の土台の幅が出すために、色んなことをやらせてみましょう。私はスイミングと体操をしていました。

私が知る限りでは、例えば空手をやっている子は体幹が強く、重心移動が身についているので、ボールのコントロール技術を習得するのが早いように感じます。体操をやっている子もバランス感覚が良く、上達が早い子が多いですね。

また、バレーボールをやっている子はヘディングが上手いですし、野球をやっている子は“点でボールを捉える力”が身につきます。このように色んなスポーツをすれば、色んな能力が伸ばせます。ですから私は、子どもの内は週6でサッカーするよりも、様々なスポーツに取り組ませる方が良いと考えています。

Q:小さな子どもが出来るくらい簡単な、おすすめのトレーニング方法は?

普段からボールを側に置いておくのはおすすめです。家の中で机の下にボールを入れておくだけで、ボールを見ないでも足の甲までボールを扱えるようになり、徐々にボールが足に吸いつくように、自由に扱えるようになりますよ。

Q:日本のサッカーと海外に行く違いは?

日本と海外の差はハッキリあります。日本のサッカーは全て守られている感があるけど、海外の場合はそうとは言えないので、海外に行くとタフさが身につきます。また世界にはサッカーが国技になっている国もあり、熱狂的な興奮の中でサッカーする経験もできます。チャンスがあったら、どんどん海外を目指して頑張ってください。

そして終始和やかムードだったサッカー教室も終了し、記念撮影をして解散となりました。

最後にこばたから、「定期的に『よしすぽ』を開催しているので、良かったらまた参加してください」と伝えると、子どもたちからは「いつ?いつ?」と質問の嵐。場所は随時変わると伝えると、少し落胆気味でしたが、それほど参加者の満足度は高かったようです!

『よしすぽ』ではこれからも、様々なジャンルのスポーツの楽しさを、“笑い”を交えながら子どもたちに伝えていきます。次回開催は未定ですが、公式サイトなどで情報を発信していく予定です。気になった方は、ぜひ参加してみてくださいね。