【7/3(水)情報更新されました!】

6月19日(水)、都内のスタジオでカラテカ・矢部太郎のベストセラーエッセイ漫画『大家さんと僕』の続編『大家さんと僕 これから』のプロモーション用3分間動画のナレーション録音が行なわれ、カラテカ・矢部が出演しました!

『大家さんと僕』は、ひとつ屋根の下で暮らす“僕”ことカラテカ矢部と、大家のおばあさんとのほのぼのとした交流を描いた作品です。2018年には「第22回 手塚治虫文化賞」にて短編賞を受賞し、現在78万部を超えるセールスを記録しています。

その続編となる『大家さんと僕 これから』は『週刊新潮』の2018年5月~2019年3月までの連載をまとめたもの。前作の発売前後のことから、とうとう訪れた大家さんとの別れまでが描かれ、さらに単行本化にあたり30ページ以上の描き下ろしも加えられました。

今回は、そんな『大家さんと僕 これから』のプロモーション動画のナレーション録音現場に独占潜入! 貴重な収録現場のレポートをご覧ください。

お笑い芸人らしいこだわりも

以前にも、同様のナレーション録りを経験している矢部。大家さんと僕が同時に同じセリフを言うシーンでは、「最後のセリフは大家さんで言ってみたんですけど、僕のセリフを重ねてみてもいいですね」といった意見が飛び出したり、セリフとト書きが重なっているシーンでは、声の大きさを何パターンも変えて録音してみたりと、さまざまな工夫や試行錯誤を重ねながら収録は進んでいきます。

また、“僕”が大家さんの言葉に早めに反応するシーンでは、「今、(セリフを)続けて録りましたけど、ここは別で録った方がよくなる可能性があるかなぁと思いました」と、控えめながらもお笑い芸人らしいこだわりを垣間見せる場面も。

細かな微調整なども加えながら、順調にナレーション録りは終了。

試行錯誤の詰まった愛情あふれるナレーションと共に完成したアニメ「ちいさいふたり」。『大家さんと僕 これから』の中のエピソード、ぜひお楽しみください。

そんな矢部に、『大家さんと僕 これから』について改めて語ってもらいました。

描いてるときも、セリフを口に出しながら描いてます

――久しぶりにナレーション録りをやってみた感想はいかがですか?

全部自分でやるっていうのはやっぱり恥ずかしいです。描いてるときは口に出して読んでるんですけど、それを改めてみんなの前でやるっていうのは……(笑)。

――描かれるときもセリフを声に出しながら描いてらっしゃるんですか?

そうですね。会話のところは何回も読んだりしてます。なんか、それを見られてる感じがして恥ずかしいのと、あと単純に、大家さんの声を出してるところが恥ずかしいんですよね。

――でも、矢部さんのナレーションを通して、なんとなく「大家さんってこんな話し方をする人なんだ」というのが読者に伝わると思います。

そうかもしれないですね。もちろん、漫画は僕が作ったお話でありキャラクターなんですけど、しゃべり方も大家さんを思い出しながらやっているので……。ゆっくり話す方なんですよね。だから、その感じは出せたらいいなと思いました。

――今回、大家さんの感じはうまく出せましたか?

いや、それはわかんないです。大家さんが聞いたら「全然違うわ」って言うかもしれない(笑)。

新宿伊勢丹の話はいっぱい描いてます!

――特にお気に入りのエピソードはありますか?

大家さんが入院してたとき、「伊勢丹の志乃多寿司(神田志乃多寿司)が食べたい」ってリクエストされた話があるんですけど、「おいなりさんとのり巻きを買いに行って」って頼まれて、買いに行ったんですね。そしたら買い物の最中に電話がかかってきて、「志乃多寿司を買ったら、そのお向かいの店でエビの揚げたのを買ってきてほしいわ」って言われて。で、「ここですね」って言ったら「違う違う、そっち側じゃなくて反対の斜め向かいのお店」と。で、それを買ったら「じゃあ、お菓子の柿山の方に行って。そうそう、そこを右に」みたいな。伊勢丹の地理を完璧に把握してるんです(笑)。

――すごいですね(笑)。

ちょっと面白かったです。最後には、「ちょっと疲れたでしょ?矢部さん。そこにベンチがあるから休んで」って(笑)。完璧でしたね。「めっちゃ行きたいんだなぁ、伊勢丹」って思いました。今作では、伊勢丹はいっぱい描かせていただいてますね。表紙にも伊勢丹のマークを描いてますし。

――今作はどんな方に読んでもらいたいですか?

やっぱり前作を読んでくださった方に読んでもらいたいですね。でも、まったく同じ雰囲気ではないから、それはちょっと申し訳ないなと思います。今日、ナレーション録りをしていて改めて思ったんですけど、やっぱちょっとなんか影があるというか、暗いというか……。

――大家さんとの別れも描かれてますもんね……。でも、ほのぼのしていて、読むとあったかい気持ちになるところは変わらないと思います。

そうですね。大家さんご自身がいつもユーモアを忘れない方だったので、そういうところは変わらないと思います。

大家さんとタイムスリップする続編も…!?

――『大家さんと僕』シリーズは今回で完結ですよね。

そうなんです。……いや、でもわかんないですよ? もし描くとしたらまったく違うお話になるかも。江戸時代にタイムスリップしたりとか、ローマ帝国時代のローマに2人で行ったりとか……誰も求めてないかもしれないですけど(笑)、そういう感じになると思います。

――それも読んでみたい気がします(笑)。もし2巻が出ることを大家さんが知ったら、なんて言われると思いますか?

1巻が出て、いろんな人が読んでくれたことを、大家さんはすごく喜んでくれたんです。それは自分のことが描かれているからじゃなくて、僕が……“2階に住んでる、なんだかよくわからないと思ってた人が本を出す”ということを喜んでくれたんですけど。だから、もう1冊出せたことも喜んでくれると思います。

こんな感じで(続編を)出したいっていう話は大家さんにもしていて、内容も決まって連載もスタートして、前半部分は大家さんも読んでくれてたんです。ちょっとそこから変わっちゃったところもありますけど、大家さんに伝えてたものが出せたなって感じですね。

――では、約束が果たせたという気持ちもあるんですね。

そうですね。

――最後に、読者の方に一言メッセージをお願いします。

よかったら読んでいただけたらいいなと思います。タイトルがちょっとわかりづらいですけど、(『大家さんと僕』の)2巻なので、普通に2巻として読んでいただけたら嬉しいです。

6月26日(水)には、シリーズ番外編的な一冊となる『「大家さんと僕」と僕』も発売。こちらは、限定の描き下ろしカラー漫画や、さまざまな人との交流を描いた漫画「○○と僕」の再録がメインです。さらに、ちばてつや、里中満智子、秋本治、糸井重里、ヤマザキマリといった著名作家やおぎやはぎ・矢作兼らによる応援イラスト、メッセージなどが収録された盛りだくさんの内容となっていますので、ぜひ合わせて手にとってみてください!

エッセイ漫画『大家さんと僕 これから』

発売日:7月25日(木)
著者:矢部太郎
価格:1,188円(税込)
刊行:新潮社

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『「大家さんと僕」と僕』

発売日:6月26日(水)
著者:矢部太郎ほか
価格:1,080円(税込)
刊行:新潮社

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