劇団ナカゴーの鎌田順也が脚本・演出を手がける舞台『予言者たち』が、6月13日(木)に東京・神保町花月で開幕、絶賛上演中です。キャストには、ライスの関町知弘と田所仁、東葛スポーツの金山寿甲、サルゴリラの児玉智洋、劇団はえぎわ・演劇ユニットほりぶんの川上友里、ナカゴーの髙畑遊と川﨑麻里子、野上篤史が名を連ねています(※サルゴリラの赤羽健壱はケガにより降板)。

物語の舞台となるのは、東京都北区にある中華屋と公園。予知能力を持った女が、同じく予知能力を持った人々と出会い、ややこしい事態に巻き込まれていくさまが描かれています。

開演前には、キャストが2人1組で登場してランダムにセリフを発したあと、全員が舞台に登場し、1人ずつ役柄を自己紹介していくという前説が。なんと自分の役がたどる運命まで説明(予言)していくという、ある意味物語のネタバレとなる展開に、客席からはクスクス笑いが起こっていました。

観客までもが「全員、予言者」に!?

中華屋のおかみ・いぶきのもとを予言者・市瀬桑子が訪れ、「今日は不倫相手との待ち合わせ場所に行ってはいけない。行くと大変なことになる」と忠告するところから物語は始まります。

物語が進んでいくうちに、舞台冒頭で披露されたセリフは劇中のセリフであることがわかってきます。前説やネタバレを含む挨拶は、観客に予言者の気分を味わってもらうための粋な演出だったようです。

鎌田「ややこしいお芝居が出来上がりました」

開幕に際し、鎌田が「この題材ならとてもややこしくなると思っていたんですが、案の定すごくややこしいお芝居が出来上がりました」と言う通り、2組の不倫カップルが別れ話でモメているなかで、全員に予知能力が芽生えるという複雑な物語です。ですが、はじめにネタバレすることで、観客が物語の展開を理解しやすくなるという巧みな構成になっています。

ただ面白いだけではない、一癖も二癖もある舞台『予言者たち』は、6月23日(日)まで絶賛上演中。ぜひとも足をお運びください!

『予言者たち』

日程/2019年6月13日(木)~23日(日)
場所/神保町花月

【作・演出】
鎌田順也(ナカゴー)
【出演】
関町知弘(ライス)、田所仁(ライス)、金山寿甲(東葛スポーツ)、児玉智洋(サルゴリラ)、川上友里(はえぎわ)、髙畑遊(ナカゴー)、川﨑麻里子(ナカゴー)、野上篤史

公演情報:https://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/kouen_schedule/pc/2019/06/post-98.php