今年3月に放送され大きな反響を呼んだ、和牛の『情熱大陸』(TBS系)。その特別版DVDの発売を記念したオンラインイベントが、9月9日(木)に都内で開催されました。イベントには和牛(水田信二、川西賢志郎)と、演出を担当した山内健太郎ディレクターが参加し、番組やDVDには収録されていないウラ話を熱く語りました。

昨年、毎年のように優勝候補と目されていたM-1からの“卒業”を宣言した和牛の2人。番組冒頭には、そんな彼らが “自分たちが出ていない” M-1を観るシーンが映し出されます。ふだんの劇場での漫才にこだわり、年間500回もの舞台に立ち続ける和牛は、芸人仲間からも「ストイックすぎる」と言われるほど。『情熱大陸』は、「面白い漫才」を追求する彼らの日々に密着し、本番直前の舞台袖でのやりとりやネタ作りの現場など、ふだんは見ることのできない姿に迫りました。

イベント前日に発売されたDVD『情熱大陸×和牛』には、テレビで放送した本編に未公開映像がプラスされた拡大版(51分)に加え、11本の短編映像集「ある日の和牛」(44分)と、ネタ作りに密着した「2人だけの世界」(24分)を収録。完全未公開映像が満載で、和牛ファンにはたまらない内容となっています。

水田の「クツひも」と「エレベーターのボタン」

この日のイベントでは、和牛と山内ディレクターが「語りたい場面」をそれぞれピックアップ。川西が挙げたのは、舞台の出番前に水田がクツひもを結び直すシーンでした。

クツひもを結び直した水田が「ちょっと右(足)がキツめかも。でもこれ、なじんでくるやつですね」と言いつつ、そのあと2度も結び直したシーンに「前からこういうことやってるのは知ってましたけど、……多ない?って」と川西。相方の“神経質”さに改めて驚かされたようです。

一方、移動中の水田がエレベーターに乗り込み、「バン!」とものすごい勢いで階数ボタンを押すシーンでは、山内ディレクターが「あそこは水田らしさが出てるから入れたかった」と言うと、水田は「僕は入れてほしくなかったです」と不満そう。

そんな水田は、川西が地元の同級生が営むドーナツ店を訪れ、友人の子どもを抱いているシーンをピックアップ。「このシーンがあるんやったら、僕が子どもを抱くシーンも入れてほしかった」という水田ですが、そんなシーンは端からなかったとのことで、それでも「入れてほしかった。だって、絶対いいやん? 好感度上がるやん? そしたら水田も抱きたいやん?」と“欲望丸出し”の主張に、ほかの2人は爆笑でした。

「密着取材」後に気が緩む

長い密着期間中、とにかくいろんな場面を撮影され続けた和牛。その特殊な状況を、川西がこう振り返ります。

「ふだんの僕は、出番前にはネタをブツブツ復唱しときたいタイプなんですけど、『情熱大陸』のカメラが入ってるから、やっぱり多少意識してしまって、ふだんのようにブツブツ言うことができなかった。だからやっぱり、ドキュメントとはいっても、多少の『情熱大陸』仕様になってるというか、『情熱大陸』が人を狂わせてる部分はあったと思います」

実際、取材期間が終わるとさっそく気が緩んだようで、「密着中は早朝でも早めに現場入りとかしてましたけど、密着のあとすぐ、ルミネで水田がトチってましたからね」と指摘します。

もっとも、当の本人は「それは『情熱大陸』さんが油断しましたね。もうちょっと録っとかんと」と涼しい顔で、川西から「いちばん油断したのはあなたなんですよ?」とバッサリ斬られていました。

いちばんの恥部は「ネタ作りのシーン」

2人きりでネタ作りをする様子を撮影した場面については、山内ディレクターが「想像してたネタ作りとぜんぜん違いました」と語ります。

「2時間以上、(漫才の)設定だけで話が終わって。てっきりボケを出し合ったりするのかと思っいてたから驚いた。すごく貴重なシーンを撮らせてもらったな、と」

川西が「あそこがいちばん変質的な撮り方してますよね」と指摘するそのシーンは、カメラを固定して無人で撮影し、数メートル先でスタッフが見守るという方法で撮影したそうで、山内ディレクターは「あそこはどうしても覗いてる感じにしたかったんです」と真意を明かしました。

DVDについて「漫才師としての恥部まで収録されています。ポロリどころかモロ見えです」とコメントをしていた川西ですが、いちばんの恥部は、まさにこの「ネタ作りのシーン」だと言います。

「ネタ作り(を見せること)は、漫才師にとって全裸を見せてるようなもの」と川西が語ると、水田も「ふだんは裏側を見せないほうがいいんですけど、今回は山内さんの情熱で“脱いでもいいかな”と。今回だけ脱いじゃおうかな、売れたらいいな、と」と、あたかもグラビアアイドルかのような言い回しで笑わせました。

DVD概要

『情熱大陸×和牛』
内容:DVD2枚組
DISC1=テレビ放送に未公開映像を加えて再編集した本編拡大版(51分)
DISC2=完全未公開映像集 ①「ある日の和牛」11本(44分)②新ネタ作成ドキュメント(24分)
価格:4,950円(税込)


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