吉本興業株式会社と北海道下川町が、昨年締結したSDGs推進における包括連結協定のもと、オリジナル新喜劇『しもかわ森喜劇』と、品川ヒロシが監督する下川町を舞台とした新作映画の製作を決定。6月12日(水)に、大阪・YES THEATERで概要発表記者会見が行なわれました。

下川町は、2017年12月に発表された第1回『ジャパンSDGsアワード』で、最高賞にあたるSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。同アワードでSDGsパートナーシップ賞を受賞した吉本興業と2018年7月に『プロジェクト“下川町株式会社”』を発足させました。
吉本興業と協議をして取組み内容を決め、町民の手による「参加型プロジェクト」を始め、注目を集めています。

きよし&下川町長のトークがスタート

MCの下川町住みます芸人・つちふまズ(三木、小澤)と下川町のイメージキャラクター・しもりん、そして西川きよしがステージへ。実際に下川町へ足を運んだ印象を「遠いんです!」と話し、「それだけに値打ちがある」とアピールしました。

北海道下川町長・谷一之氏(以下、谷町長)は今回の取り組みについて、下川町の豊かな自然や人のあたたかさといった“ローカル力”を駆使して「いっしょに世界を変えていきたい」と意気込みます。

発表された「しもかわ森喜劇」は、出演者、スタッフ、衣装、小道具といった細部まで、下川町の住民と共同で制作するオリジナルの新喜劇。
下川町役場のスタッフが2ヶ月半の吉本新喜劇研修をスタートさせるなど、実現へ向けて精力的に動き出しています。

「一番重要なのは住民の参加」と話し、自身の出演も匂わせる谷町長。下川町は9割が森林ということで、「新喜劇」ではなく「“森”喜劇」という名前になったという裏話も明かされ、これには登壇者一同も笑顔になります。

外務省関西大使の山本条太氏は、SDGsについて説明し、大阪ではG20、ラグビーワールドカップ、ワールドマスターズゲームズ、万博が続き、あっという間に2030年になると強調。
この2030年時点でどこまでSDGsを達成できているのか、次の世代の安らかな未来のためにチャレンジしていくべきと熱く語りました。

株式会社Motion Gallery代表の大高健志氏からはプロジェクト「下川町株式会社」について語られ、クラウドファンディングによって資金を募ることになっている今回の取り組みにおいて、リターンには特産品だけでなく、新喜劇や映画制作に携われるという側面もある、ふるさと納税と似て非なる新しい取り組みであると説明します。
大高氏は「新しい街づくりを広げていくプロジェクトにできたら」と意欲を語り、この言葉には登壇者たちも強く頷きました。

下川町担当者による乳首ドリルも披露

しもかわ森喜劇の紹介コーナーでは、下川町政策推進課・しもかわ森喜劇プロジェクトリーダーの佐藤将平氏と、吉本新喜劇からすっちー、吉田裕が登場。

しもかわ森喜劇は吉田主導で進めていくと発表されると、吉田は「下川町の皆さんと“笑い”で町おこしできたら」と抱負を語ります。
下川町の印象については、人が温かいと即答し、「何度も訪れるうちに実家に帰ってきたんかな?と思うようになった」と笑顔。
しかしその姿を見たすっちーからは「なんにもないとこです!と話していた」と暴露され慌てるという展開になりました。

劇の内容はこれから作っていくとし、「泣き笑いがある話にしたい」と意気込むと、即座にすっちーが「おもろいんやろな! あったかいだけちゃうやろな!喜劇やで!」と釘を刺し、会場はにわかに笑いに包まれました。

そんなしもかわ森喜劇。
打ち合わせから公演まで全ての工程に携わっている佐藤氏について、すっちーは「まじめで丁寧」と太鼓判を押します。吉田も「打ち合わせでも意見を言ってくれる」と持ち上げますが、こちらは一回も採用してないととぼけます。
そんな中、佐藤氏は「森喜劇への本気度をアピールしたい」と「乳首ドリル」に挑戦! 
その奮闘ぶりに、会場からは拍手と笑いが起こりました。

下川町を舞台にした品川ヒロシ監督作品も撮影

その後、品川とザ・フール代表取締役社長の古賀俊輔氏が登壇。2人は品川ヒロシ監督の映画を下川町にて撮影すると発表し、皆を驚かせます。
品川は下川町の印象を「空気がきれい、緑もきれい」と話し、「撮影の時期も一番緑がきれいな時期がいいなと思った」とにこやかに語りました。

今回の作品は、東京で挫折した28歳の主人公が、故郷の下川町に戻ってゆったり過ごすことで心を取り戻していく青春ストーリー。撮影の3分の2は下川町で行なう予定で、品川は「下川町の人にもなるべく出てほしい」と構想を語りました。

映画のキャストや新喜劇の稽古についても言及

囲み取材では、谷町長が改めて、昨年吉本興業と包括連携協定を結んだことに触れ、「こんなスピード感で企画が進んでいることに驚いている」とコメント。「新喜劇に映画と、下川町にとっては驚くことばかり。これから住民の皆さんに感動や感激が広がっていくのでは」と期待を寄せました。

森喜劇については、これからオーディションを開催し、通過した町民と稽古をする予定だそう。稽古に立ち会うのかという質問に、吉田は「全部立ち会えるかはわからない」と答えますが、すっちーは「いや全部立ち会う!骨を埋める!」と話し、品川からは「住民票を移せ」とツッコミが入ります。

品川の映画については、自身の過去作品『漫才ギャング』に近いイメージらしく、有名・無名にかかわらず、“グツグツした感情を持っている人”をキャスティングしたいとコメント。「下川町の地域映画というより“おもしろい映画”を下川町で撮るつもり。それを全国の人に観ていただけるよう努めていきたい」と話しました。

SDGsにも触れた登壇者達は「2030年にはすべてのSDGs目標を達成させる気持ちで、笑顔がひとつでも増えるようにがんばっていく」と力を込めました。

全く新しい「森」喜劇を、ぜひお楽しみに!

プロジェクト下川町株式会社 公式サイト


http://shimokawa-inc.com/

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