コント日本一を決める『キングオブコント2021』(TBS系)のファイナリスト10組が9月6日(月)に発表されました。参加総数は3,015組。その頂点を目指す彼らが、ファイナリスト会見でそれぞれの意気込みを語りました!

出典: ©TBS

今回の大会から即席ユニットでの参加が認められるようになった『キングオブコント』。9月3日(木)、4日(金)に都内で開かれた準決勝では、勝ち上がってきた35組がそれぞれ“究極のコント”を披露し、熱い戦いを繰り広げました。

決勝進出を決めたのは、うるとらブギーズ、蛙亭、空気階段、ザ・マミィ、ジェラードン、そいつどいつ、男性ブランコ、ニッポンの社長、ニューヨーク、マヂカルラブリーの10組です。MCの南海キャンディーズ・山里亮太と軽快なトークを繰り広げつつ、決勝に向けて燃えたぎる彼らの様子をお伝えします(マヂカルラブリーはスケジュールの都合で欠席)。

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うるとらブギーズ(佐々木崇博、八木崇)=3年連続3回目

「優勝を狙いたい」と力強く語る佐々木は、最近あったというこんなエピソードを披露します。

「この間、美容室に行ったんですけど、おばさんに『僕、芸人やっているんです』って言ったら、『あんたは目が暗いから無理!』と言われました」

だから優勝して明るくなりたい――と誓う佐々木に、MCの山里は「眉毛が、これでもかというほど困っているもんね」と、その“下がり眉”をイジっていました。

一方、3年連続の決勝進出について、八木は「2回決勝に行かせてもらったときから、相方が7万円のシャツを買い出して……」と暴露して笑わせました。

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【プロフィール】
NSC東京10期。ヨシモト∞ホールの看板芸人「ムゲンダイレギュラー」(20組)でもある。佐々木は オリジナルソング弾き語りを得意とする(2020年4月現在で180曲作曲中)。キングオブコントでは、2019年に準優勝、2020年に10位と3回連続決勝進出。2021年には「ムゲンダイチャンピオンシップ~2021 SUMMER~」で1位となった。公式YouTube「うるとらブギーズ」ではネタのほか、佐々木の弾き語りや八木わらっちゃう企画も行われている。

蛙亭(中野周平、イワクラ)=初出場

ファイナリストに選ばれたときには感動が込み上げたというイワクラ。「夢にまでみた決勝進出で足が震えたんですけど、いまいちばん震えているのは、こいつ(中野)が調子に乗ること」と、きっちり相方に釘を刺します。もっとも、当の中野は「これは調子に乗ってもいい案件ですよね?」と、どこ吹く風で笑いを誘います。

さらにここから、イワクラが予選で3度も遅刻したことを指摘して“攻め”に転じる中野でしたが――。

イワクラ 確かに遅刻したけど。それで面白い話ある?

中野 今年は僕のほうがちゃんとしている……。

イワクラ 今年っていうか、いつもちゃんとしてくれ。毎回、準決勝になったときだけがんばってくんな!

最後はたまらず、「ごめんよ~!」と平身低頭の中野でした。

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【プロフィール】
NSC大阪34期、2012年結成。ヨシモト∞ホールの看板芸人「ムゲンダイレギュラー」(20組)でもある。イワクラの独特の感性が生み出す狂気あふれるネタと、中野の一度見たら忘れられないキャラクターを活かしたコントで2018年ABCお笑いグランプリ3位。キングオブコントでは、2019年から2年連続で準決勝進出。2020年に大阪から上京し、ヨシモト∞ホールなど劇場での活動を軸にバラエティ番組でも活躍。同年12月に立ち上げた公式YouTube「蛙亭のケロケロッケンロール」は登録者数10万人を突破し、毎週更新するコント動画は100万再生を超えるものも。

空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)=3年連続3回目

「ユニット解禁」にM-1王者・霜降り明星(粗品、せいや)の参戦など、予選から話題豊富だった今回の大会。かたまりは、「いろいろ荒れていて、本当にイヤな気持ちだったんですけど、(決勝に行けて)せいせいしています!」とぶちまけ、爆笑をかっさらいます。

狙うはもちろん優勝。2人で話し合った結果、大会への参加はこれで最後と決めていたと言う一方、かたまりは「最後のつもりでやります……ぜんぜん前言撤回はします!」と“緩やか”な決意表明。

その傍ら、“借金芸人”としても知られるもぐらは「借金返して、きれいな体になって、CMに出ます!」と高らかに宣言。どんな企業のコマーシャルがいいかと聞かれると「カレールー」と答えていました。

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【プロフィール】
NSC東京17期。ヨシモト∞ホールの看板芸人「ムゲンダイレギュラー」(20組)でもある。キングオブコント2019・2020ファイナリスト。2016、2017年には「マイナビ Laughter Night」グランドチャンピオンを2連覇。もぐらの特技は卓球で、中学時代に千葉県ベスト16。福原愛選手と戦って新聞に載ったことがある。「空気階段の屋上」というファンクラブも運営している。

ザ・マミィ(林田洋平、酒井貴士)=初出場

こうした大会ではゲン担ぎのため、予選の際に必ず会場近くのホテルに宿泊していると明かす酒井。しかし、今回はとんだアクシデントが!

「今回、(前回までの準決勝会場がある)赤坂で予約を取っていたんですけど、会場が大手町だったんですよ。それを当日に気づいたので、キャンセル料でトータル4万円くらいかかって大変でした!」

さらに、よく顔が似ていると言われる所属事務所の先輩で、キングオブコントの決勝にも出た元巨匠(2016年解散)の岡野陽一から、「決勝に行けば1人、ギャルが来る。お前も俺と同じ顔だから、1人ギャルがくる」と教えてもらったとのこと。「そのギャルを僕は待っています!」と力を込める酒井に、山里は「その言葉は捨てたほうがいい……」と助言していました。

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ジェラードン(アタック西本、海野裕二、かみちぃ)=初出場

ファイナリストで唯一のトリオであるジェラードン。準々決勝直前に、ある事件が勃発したといいます。

「出番の直前まで大ゲンカをしていまして。海野が5分くらい遅刻したんですけど、それに対する謝罪がひとつもなかった。イライラしてたら、『ちょっと話そうか』と海野が言ってきて……。ついていったら、『なに怒ってんの?』って言われたんですよ」

かみちぃがこう証言すると、一同大笑い。

気を取り直して、海野が「15年やって初めての決勝なので、ぜったい優勝したいです。一発で仕留めたい!」と意気込むと、かみちぃも、テレビ局から昨年、15万円で買い取ったカツラにインスパイアされて“勝負ネタ”ができたと明かしました。

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【プロフィール】
コントを得意とするトリオ。NSC東京12期。「大宮セブン」としても活動中。かみちぃは「如月マロン」という地下アイドルのキャラクターで曲も配信。西本は絵心があり、個展などの実績もある。海野はフラフープしながら上着を着替えるという変わった特技を持つ。公式YouTube「ジェラードンチャンネル」でも、さまざまなキャラクターを演じている。

そいつどいつ(市川刺身、松本竹馬)=初出場

初めての決勝進出が決まった瞬間を、松本が振り返ります。

「2人とも泣いちゃって……。自分って嬉し涙を流せる人間なんだっていうことに感動して、さらに泣いちゃいました」

さらに、「(同期の)ひょっこりはんが売れたとき、悔しすぎて(ゲーム機の)『Wii』を借りパクしているんで。売れて返してやりたい」と“懺悔”しながら、決意を語りました。

一方の刺身も、熱い言葉をぶつけます。

「相方と一緒にコントだけをやってきました。むろん同期も売れている人が多いんですけど、ネタだけやってもがんばれるんだぞというところを、いろんな人に見せたい。そして、お笑いを目指したころの俺に言ってやりたい。『面白くなれるんだよ』って!」

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【プロフィール】
NSC東京18期。ヨシモト∞ホールの看板芸人「ムゲンダイレギュラー」(20組)でもある。刺身は銭湯めぐりが趣味で、2020年にサウナ・スパ健康アドバイザーを取得。松本はボクシング、武術拳法、夢占いと幅広い趣味を持っている。公式YouTube「そいつどいつチャンネル」ではコントなども配信している。

男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)=初出場

決勝進出にあたって、山里とのエピソードを感慨深げに振り返るのは浦井。

「僕らが大阪にいてるとき、山里さんとお仕事一緒になって、『コントするなら絶対東京だよ』って背中を押してくれました」

その一言をきっかけに、2017年に東京へ移籍したという2人。その後の約4年について、「そこからはぜんぜん何もなくて、多少、山里さんのことを恨んだときもありましたけど、ようやくここまで来られました」と笑い交えながらコメントします。「ごめんね。手を差し伸べられなくて」と申し訳なさそうに声をかける山里に、笑いが起きました。

そんな彼らには、決勝をめぐる“ジンクス”が。一昨年から予選の合間に一緒に食事に行ったメンバーが決勝に進む、という不思議な現象が起きているため、「今年は誰ともごはんに行かずに、相方と2人でスーパー銭湯に行きました」と平井。結果的に、ジンクスが自分たちに降りかかった形で、「もしかしたら、ずっと一緒にいなきゃいけない?」と困っていました。

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【プロフィール】
NSC大阪33期。ヨシモト∞ホールの看板芸人「ムゲンダイレギュラー」(20組)でもある。ともにメガネをかけている。演劇的なコントを得意とする。キングオブコントでは、2019年に準々決勝進出、2020年に準決勝進出、そして2021年に決勝進出と着実に力を伸ばしてきている。公式YouTube「男性ブランコ公式チャンネル」では、2人の素の表情を見ることができる。

ニッポンの社長(辻、ケツ)=2年連続2回目

今回のファイナリストのなかで唯一、大阪を拠点に活動する“コント師”のニッポンの社長。「ファイナリストで大阪勢は1組だけ。(大阪の後輩)なにわスワンキーズのためにがんばります」と辻が意気込みを語ると、ケツは「ネタ見てもらって、優勝して、みんなに(名前や顔を)覚えてもらいたいです。さっきもスタッフさんに(空気階段の)もぐらと間違われたんで」と笑わせました。

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【プロフィール】
辻がNSC大阪32期、ケツがNSC大阪33期の先輩後輩コンビ。今回のファイナリストでは唯一の大阪所属。2020年は「第50回NHK上方漫才コンテスト」本選進出、「第9回ytv漫才新人賞決定戦」決勝進出、「第9回ytv漫才新人賞決定戦」準優勝と結果を出しており、その実力が評価されつつある。公式YouTubeは「ニッポンの社長の思い出チャンネル」。

ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)=2年連続2回目

いつにも増して多種多様な芸人たちが参加した今回の大会は、決勝に行きたい気持ちが強まったという屋敷。「でも、フタを開けたら仲間しかいなくて(笑)。地上波のゴールデンで戦えるのがめちゃくちゃうれしい」と話します。嶋佐も「卒業組を含めると、10組中8組が東京・ヨシモト∞ホール出身」と紹介します。

負けたくない相手は、マヂカルラブリーだと言い切る2人。屋敷は「マヂラブさんにはM-1でも負けているんで、ここでも負けたらイヤ。勝ちたいです」と静かなる闘志を燃やします。

最後に意気込みを聞かれると、準決勝で使う機材の費用に26万2000円かかったことを告白。さらに嶋佐が誤って後輩芸人のメガネを割ってしまって2万円を弁償するハメになったとのこと。切実な様子で、屋敷がこう宣言しました。

「いま28万2000円を『キングオブコント』でいかれてるんすよ。優勝してプラスで終わらんと、ただ30万弱のマイナス。必ず取り返します!」

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【プロフィール】
NSC東京15期。M-1グランプリ2019・2020ファイナリスト、キングオブコント2020ファイナリストと、漫才でもコントでも結果を出している。公式YouTube「ニューヨーク Official Channel」ではトーク、ネタ、企画などさまざまなコンテンツを見ることができる。なかでも動画「ザ・エレクトリカルパレーズ」はドキュメンタリー作品としての評価も高く164万回再生となっている。

キングオブコント公式YouTubeチャンネルはこちらから。


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