2019年10月に、シナリオライター養成所『よしもとライターズアカデミーウエスト(以下、YWAW)』が大阪・なんばに誕生します。『COOL JAPAN PARK OSAKA』のオープンや2025年の大阪万博開催など、今後も様々なコンテンツが誕生していく関西。その関西から、演劇や映画、テレビなどのエンターテインメント業界のさらなる発展の推進を目指す、ほかにはない養成所です。

今回、YWAWの特別講師に就任したお〜い!久馬(ザ・プラン9)と、舞台脚本シナリオ科で講師を務める『劇団そとばこまち』の七代目座長・坂田大地氏の対談が行なわれました。

自らも第一線で活動する立場から見たエンタメ界の現状や今後について、YWAWで得られる経験や魅力について、じっくり語っていただきました!

個性あふれる講師2人の対談がスタート

お~い!久馬(以下・久馬)「(今回の講師就任について)こんな豪華な講師陣のなかに入れていただけてありがたいです。昔からコントや漫才を書いてきて、ザ・プラン9を結成してお芝居みたいなことをさせてもらっていただいているだけなので、脚本家なんて滅相もないって感じで。お笑いはもちろん、観客の笑わせ方やコメディ的な発想方法とか、これまでやってきたことを伝えられたらと思います」

坂田大地(以下・坂田)「僕はまず、“自分で大丈夫かな”と(笑)。僕は劇団で脚本を書いて演出もしてますけど、自分自身は脚本家ではなく、“演劇人”だという意識が強いんです。俳優目線でお芝居を作ることや脚本を書くことを心がけていますし、また“エンターテインメントを書く”という意味で、演出家目線だけでなくお客さんに寄り添った脚本を書くよう意識しているので、そのあたりを伝えていければ。授業を通して生徒の皆さんとかかわっていくことで、自分自身もまた違うものを得られるんじゃないか、という期待もあります」

久馬「僕が芝居をやり始めたころは、関西にはあまり脚本を書く人っていなかったんですよ。それが最近は、お芝居にチャレンジする若手芸人も増えてきててイヤやなって(笑)。石田(NON STYLE)も講師に入ってますけど、“日本一の漫才師やから漫才だけやっとけばいいのに”って(笑)。でも“ホンマは漫才だけやっときたいんですけど、久馬さんがやってるようなこともやっていきたいんです”って言うてくれてるので、負けてられへんな、と気合も入ります」

関西にも“荒ぶる人材”を

坂田「関西でいうと、“元気な小劇場”という昔の文化は薄れつつあるんだろうなと。数はあるんですけど、抜きんでているところがなくて、関西で食べていける場所が限られているから東京に出ていくんですけど、結局そこで挫折して普通に働く人が圧倒的に多いんです。でも、それこそCOOL JAPAN PARK OSAKAみたいな良い劇場で、しっかり作り込まれた質の高い公演ができれば、もっと関西は賑わうはず。今、勢いがある京都の劇団とかを見てもそうですが、やっぱり作家さんがしっかりしているところは人気が定着してますよね」

久馬「“関西でこんな面白いドラマやってるで”ってアピールできたらいいんですけどね。昔は関西ローカルの番組が東京でもバラエティ企画とか作ってたけど、今はなかなか難しい。関西のドラマが少ないっていうのもありますけど、お金も時間もかかるし……。だからこそ、そういう取り組みをここ(YWAW)でやって発信できたら」

坂田「ワーッと元気な方は、そのままワーッと勢いで東京へ行ってしまう(笑)。どうしよっかな〜って迷ってる人が関西に残ることが多いので、YWAWの存在がすごく大切なのかなって。こういう場所があると、“西でも全然イケる”って思えて、関西にも“荒ぶる人材”が残るのかなと。僕らの時代は、今でいうYouTubeみたいに、自分で場所をつくって全国に発信していく活動を、自力でやらないとダメだったので。このアカデミーみたいに枠組みがあるとステップアップしやすいし、エネルギーを出せる場所を作れるというのはいいことですよね。よしもとさんならではの、関西にしっかりとした基盤もありますし」

酸いも甘いも噛み分けた一流の講師陣と“実践”できることが魅力

坂田「脚本は作品の根底ですから、いい脚本家さんが関西に増えてきたら、質のいい芝居や映画を関西から発信できるようになる。そういう意味では、根底の部分をちゃんと作れれば、また新しいムーブメントを作れると思います。ここ(YWAW)は劇場があって、俳優さんや芸人さん、演出家さんも近くにいて、“実践が近い”というすごい環境です。普通は、作品を作ったところで、多くの協力者を集めないと上演できませんから。それに、しっかり人生を送ってきた先輩方が近くにいてくれますし」

久馬「酸いも甘いも(笑)」

坂田「経験された方がいるっていうのはすごいですよね。で、僕は劇団員に“関西でもかなり厳しい”とか“怖い”って言われてるんですけど」

久馬「全然そんな感じがしない(笑)」

坂田「稽古場に来ると(印象が違いすぎて)“エッ!”って驚くと思います(笑)。ちょっと登竜門くらいの感じかもしれません。でも1度しんどい経験があると、そのあとがすごく楽になる。僕も学生時代は野球部にいて、かなりひどかったんですけど、あの経験があったから今は何があってもしんどくないんです。やさしくだけではなく厳しくもできれば、強い作家ができるんじゃないかなと僕は思うんですけど。久馬さんは多分やさしい感じ……?」

久馬「まあ、厳しいと言われたことはないですね(笑)。自分が演者でもあるから、ふざけちゃうし。でも、昔はおもしろかったら少々話が強引でもおもしろい方を選んでたんですけど、最近はなんとなく“それはおかしいやろ”と思うことはやめるようになりました。やっと大人になってきて(笑)、物語を大切にするようになりましたね」

久馬「第二の人生のチャレンジにも」“ぶっ壊す人”を求む

坂田「(どんな人にYWAWに来てほしいかと問われ)突き抜けるエネルギーを持った方はもちろん、やっぱり脚本ということで、前に出るのが怖い方とか、表現したいことがめっちゃ溜まってるのに表に出せない人とか。その内なる感情を出しに来てくれたらいいですね」

久馬「“その手があったか!”と、こちらが悔しがるようなことをやってほしいですね。NSCの授業でも思うんですが、漫才の構成がちゃんとしてる子はめちゃめちゃ多いんですけど、なんかそこで止まっちゃってるんですよね。そんなのぶっ壊して、“こんなこと考えるんや!”ってこちらをアッと驚かせてほしいです。ここ(YWAW)は年齢不問ですし、社会人の方にも気軽に挑戦してほしいですね。NSCでも、子育てがひと段落したとか、定年前で第二の人生として入学される方も多いので」

坂田「長く生きてきた人生がありますから、書けるものも変わりますよね」

久馬「そうですね。老若男女国籍問わず。そういえば、最近はハーフの芸人が増えてきたんですけど、あんまりハーフの脚本家って聞いたことないし」

坂田「いろんな文化を知る人から捉えた日本っていうのも絶対おもしろい!」

久馬「演劇以外で役に立つこともいろいろ教えてもらえるので、少しでも興味があれば、ぜひ来ていただけたらうれしいです」

坂田「僕も基礎科に入りたいぐらい(笑)。参画される講師の方々は、同じ現場にいるだけでも、お手伝いに行くだけでもすごいような豪華なメンツですからね。僕自身も勉強させてもらいつつ、関西から世界へ発信するコンテンツを作り、一緒に突き抜けていければ。そしてこういう場でご縁をいただいて、久馬さんとお芝居をご一緒させていただけないかなとか邪なことを考えつつ(笑)、がんばります」

様々なコンテンツが必要とされ、エンターテインメントビジネスの可能性が広がってきている関西。そんななかYWAWでは、シナリオを書くだけでなく、企画力や発想力を含めたトータルな力を持つ人材を育成していくために、一流講師陣を招き、実践を重視した授業を展開していきます。

少しでも興味を持った方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。夢を叶えるチャンスが待っていますよ!

『よしもとライターズアカデミーウエスト』

出願受付期間:2019年6月〜2019年9月末まで
入学資格:学歴不問(未成年で出願された方は、身元保証人の方の承諾が必要となります)

【選考方法】
一次選考:書類選考、レポート原稿(5枚)
二次選考:グループ面接

詳細は公式サイトをご確認ください

公式サイト:https://writers.academy.yoshimoto.co.jp/

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