お笑いコンビ・笑い飯(西田幸治、哲夫)をMCに、賞レースにかける若手芸人に密着するFANYチャンネルの番組『新ネタドキュメンタリー MCRWへの道』。令和喜多みな実・野村尚平が手がけたこの番組のオリジナル主題歌が、クラウドファンディングでCD化されることになりました。今回は野村本人に、曲に込めた思いや曲作りのこだわり、番組の見どころなどについて語ってもらいました。

番組では、新世代の若手芸人の新ネタづくりに密着し、お笑い4大タイトル「MCRW」(M-1グランプリ、キングオブコント、R-1グランプリ、女芸人NO.1決定戦THE Wの略)にかける思いに迫ります。3月26日(金)の初回放送では、番組にとって重要な「主題歌」を決める公開オーディションを実施。野村のほか、ザ・プラン9の爆ノ介、ヘッドライト・町田星児の計3人がエントリーしました。

審査した笑い飯の2人は、野村の楽曲に「ガチやなぁ」と笑いながら、聴き終わった瞬間に「もう野村で決定ですね」(哲夫)、「確かに、あのフレーズは耳に残りますね」(西田)などと絶賛。晴れて野村作詞・作曲の『MCRWのテーマ』が主題歌に選ばれました。

出典: FANYチャンネル『新ネタドキュメンタリー MCRWへの道』から

今回のCD化では、野村のほかに、MCの笑い飯と、番組が密着する8組(からし蓮根、さや香、タイムキーパー、滝音、ビスケットブラザーズ、紅しょうが、ラニーノーズ、ロングコートダディ)の歌唱バージョンを収録。さらにボーナストラックとして、惜しくも主題歌に選ばれなかった町田、爆ノ介の候補曲も収録する計画で、クラウドファンディングでは目標達成後も支援を募っています(7月6日まで)。

一切ボケなかったのが勝因であり敗因

――番組主題歌のCD化決定、おめでとうございます。野村さんは今回、どういう経緯で主題歌のオーディションに参加したんですか?

ありがとうございます。番組側からオーディションのオファーをいただいて。歌ネタとかもやってるんで、僕に白羽の矢が立ったのかなと思いました。番組の志向などを伺ってみたら、賞レースのタイトル獲得に向けてこれから頑張っていく後輩芸人たちの活躍を後押しする番組のようで、とても面白いと思いました。ただ、締め切りがギリギリだったもので……(苦笑)。

――締め切りまで、どれぐらいだったんですか?

具体的に言いますと、締め切り前日にオファーがあって、翌日収録でした。しかも、もう日付をまたいでたんで。朝一番の仕事に行く前に、ベランダで鼻歌でメロディラインだけ作って、ボイスメモに残して。コード進行を頭で考えながら仕事して。11時前ぐらいに仕事が終わったのかな、その日。そのあと、アメ村(大阪・心斎橋エリアにあるアメリカ村)のスタジオに入って録ったんです。

――限られた時間での制作だったんですね。楽曲には、どんな思いを込めましたか?

賞レースで優勝を目指す芸人たちのネタ作りに密着する番組なんですよね。僕自身も経験があるけど、賞レースって華々しいですけど、裏腹に大変さとか苦労なんかもついて回るんで。そういう部分を、番組を通じてつぶさに感じてもらいたいですし、そんな番組に符合する主題歌を作りたいなと思いましたね。

――主題歌に選ばれた感想は?

一切ボケなかったのがよかったのかな(笑)。それが勝因であり、敗因だと思っています。

「今度は歌まで出したか」

――いつもどうやって曲作りをしているんですか?

手法はマチマチですね。僕が主宰する劇団で曲を作ることも多々あるのですが、その経験を生かして、今回も番組の主旨に沿う楽曲を作りたいなと考えていたら、ふと節回しが浮かんできて。最初のフレーズは、節に当てはめていった感じですね。

――楽曲制作とお笑いや演劇をつくることは、やはり勝手が違いますか?

いや、お芝居も楽曲も、自分の好きなものを作るというスタンスは変わらないですね。漫才も、演劇も、音楽も「好きなもの」「観たいもの」「聴きたいもの」を形にしている点は同じです。

――自分の曲が流れる番組は見ましたか?

僕たちより若い世代がフューチャーされているんですが、ネタ作りもそうですけど、ふだんはのぞけない芸人の本音だとか、相方とのやりとりだとか、彼らのいろんな顔が見られる面白い番組だなと思って視聴しています。

最初は、主題歌として採用されたらレコーディングした音源が流されると思っていたんですけど、初回の放送を見たら、僕がiPhoneで撮った雑な映像が流れてて! あんなん流して番組的に大丈夫なのかな、とは思いました。「音キッタネー」って(笑)。

――自分がつくった主題歌で、番組にどんな影響があると思いますか?

とはいえ、主題歌はあくまでも添え物なんで。主役は密着されている芸人たち。(主題歌は)その番組に添えられる、耳馴染みのいい楽曲であればいいなと思います。あまり主張するような曲はふだんから作らないんで、今回も盛り上がる場面とか、エンディングとかでさらっと使っていただいていて、素直にうれしく思っています。

――一緒にオーディションに参加した町田さんと爆ノ介さんの楽曲は、聴いてみてどうでしたか?

まじめにやった自分がバカみたいだな〜と思いました。おふたりは芸人の本懐を忘れずに、ある意味、芸人としてマジメに曲を作られたな、と。僕は、馬鹿正直に曲作りしてしまった。もっとふざけたらよかったなと思いました。

――いま主題歌のCD化に向けてクラウドファンディングも実施中ですね。

自分が携わったものが形となって、皆さんのお手元に届くのはうれしいですね。これがきっかけになって、もっともっと番組も周知されていったらいいなと思います。これをきっかけに興味を持ってもらって、劇場に来ていただける方も増えたら、長い目で見て僕らとしてもいいことだなと感じます。

かかわれてよかったです。お笑いタイトルに挑戦中の芸人の心情に寄り添った楽曲ではありますが、人間賛歌なので、どんな職業の人、立場の人が聞いても共感できる部分はあるはず。ぜひいろんな方に手に取っていただきたいです。

――最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

この楽曲に興味を持ってくださった方、ぜひ番組をご覧ください。「MCRW」に挑む若手芸人たちの舞台裏には、胸を熱くさせる部分がきっとあると思います。応援したくなったら、いまはこんなご時世ですけど、状況が落ち着いたらぜひ劇場に足を運び、贔屓にしていただけたらうれしいです。

僕らも漫才コンビとして14年、劇団では役者もやらせていただいて、いろんな活動をさせてもらってきました。(自分のことを)ぼんやりとしかご存じない方からしたら、「今度は歌まで出したか」と思われるでしょう。できれば、SNSなどを通じて野村宛に心ない言葉はかけずに、応援していただけたらなと思います。凹んじゃいますんで(笑)。

【FANYチャンネル『MCRWへの道』とは】
「MCRWへの道」はM=M-1、C=キングオブコント、R=R-1、W=THE Wの4大タイトルを目指し、奮闘している若手芸人の新ネタ作りに密着するドキュメンタリー番組。番組MCは笑い飯、密着される若手芸人はからし蓮根、さや香、タイムキーパー、滝音、ビスケットブラザーズ、紅しょうが、ラニーノーズ、ロングコートダディの8組で全10回限定の配信番組です。毎月第2・第4金曜の月2回配信。

さらに、7月27日(火)に2つの番組公開収録イベントが決定!
『MCRWへの道プレミアムライブ』は、番組が密着した8組と笑い飯、そして主題歌を担当した令和喜多みなみ・野村が全員集合し、ネタあり、コーナーあり、歌ありの2時間公演。
『MCRWステーション』は、「主題歌への道」企画の音楽イベントとして、主題歌を全員で大熱唱! 惜しくも選ばれなかった候補曲も披露!?

イベント概要

『MCRWへの道プレミアムライブ』
日時:7月27日(火) 開場17:30 開演18:00(予定)
会場:森ノ宮よしもと漫才劇場
※FANYチャンネルアプリでの生配信あり。チケット詳細(発売時期、価格など)は別途、公式Twitterで告知します。

『MCRWステーション』
日時:7月27日(火) 開演:20:30(予定)
※FANYオンライン生配信予定。チケット詳細(発売時期、価格など)は別途、公式Twitterで告知します。

『MCRWへの道』公式Twitterはこちらから。

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