南海キャンディーズ・山里亮太と、オードリー・若林正恭のユニット「たりないふたり」の最後のライブ『明日のたりないふたり』が、5月31日(月)にオンラインで生配信されました。ユニット結成から12年、彼らが出した“答え”とは!?

出典: 「明日のたりないふたり」製作委員会

これまでの『たりないふたり』

「たりないふたり」は、日本テレビが主催するお笑いライブ『潜在異色』で2009年に誕生し、2012年に番組化されました。人見知りで社交性の“たりない”2人が、プライベートでの悩み、テレビでの立ち回りなど、自身のコンプレックスを漫才に落とし込み、披露していくという企画です。番組の人気も相まって、2014年には『もっとたりないふたり』で復活。同年夏にもライブが行われました。

その後、約5年の時を経て開催されたのが『さよならたりないふたり~みなとみらいであいましょう~』。ライブが行われた2019年は、山里が結婚を発表した年。久々の2人の漫才ということもあって、関心の高さはもちろん、若林が山里をどう料理するのか、山里は若林の攻撃をどう受けて立つのかが注目され、劇場チケットは即完売。映画館でのパブリックビューイングも含め、約15,000人を動員しました。

出典: 「明日のたりないふたり」製作委員会

2020年には、季節ごとの特番として『たりないふたり2020~春夏秋冬~』が放送。冬に新作漫才を披露することを目標に掲げていたものの、秋に2人の間で不協和音が……。山里と若林、それぞれが自身のラジオ番組で『たりないふたり』について語り、最終的には、若林が『JUNK山里亮太の不毛な議論』へ生乱入する事態に。当時、この場外乱闘は、大いに話題を呼びました。

そして今年5月末。コロナ禍で延期を余儀なくされながらも、2人が初めてユニットを組んだ聖地・下北沢で、オンラインライブを開催することになりました。今回をもって彼らは“解散”となります。

山里と若林が魅せる「最後の漫才」

これまでの歴史を振り返るVTRからスタートした『明日のたりないふたり』。“どんな漫才になるのか”、そして“これで見納めか”、そう思うと、期待と寂しさが入り混じった感情がぐるぐると体をかけめぐります。

番組ではお馴染みの楽曲、銀杏BOYZの『BABY BABY』が流れ、2人が無観客のステージに登場。「たりないふたり」として、久々にセンターマイクの前に立った山里と若林の漫才は、冒頭から圧巻でした。若林がケタケタと笑いながら追い込んでいけば、山里も独特のワードセンスで応戦していきます。どこまでがネタで、どこからがアドリブなのか、そんなことはどうでもよくて、2人がとにかく楽しそう。魂と魂がぶつかり合うかけあいは、最後まで途切れることはありませんでした。

出典: 「明日のたりないふたり」製作委員会

ユニットが12年続いたこともあって、レギュラー番組の増加、MC業、結婚など、彼らの環境は大きく変わりました。一方、視聴者のほうも学校を卒業して社会人になったり、転職をしたり、結婚をしたり……環境がガラリと変わった人もいることでしょう。しかし、表現する側も受け手側も、変わらなかったことが、ひとつだけあります。それは、何かが“たりない”ということです。

今回も若林と山里が“あのころ”と変わらず、胸の中に持っているものをネタに落とし込み、笑いに昇華させている……。そんな姿を観ていると、悩んでいる自分に“そこにいてもいいんだよ”と背中を押してくれているような気さえします。だからこそ、彼らをずっと追いかけてきた人も、今回初めて2人の漫才を観た人も、同じことを思うんです。“この人たちが好きだ”と。

往年のファンにとって「たりないふたり」は、ドキュメンタリー作品を観ているような感覚なのかもしれません。ユニット以外で2人の活躍する姿を見ていると、つい親身になって応援したくなるのは、そのせいでしょうか?

出典: 「明日のたりないふたり」製作委員会

現在、『明日のたりないふたり』のオンラインチケットは、視聴人数30,000人を突破しているとのことです(6月8日まで販売)。「たりないふたり」が12年間積み上げてきたことへの答え、山里と若林に自らを投影した人が受け取る答え、今回初めて2人の内面に触れる人が感じる答え……さまざまな“答え”がこの漫才には詰まっていると思います。ぜひ、チェックしてみてください。

文・浜瀬将樹

『明日のたりないふたり』のオンラインチケットは、6月8日(火)までFANYオンラインチケットをはじめとした各プレイガイドで発売中。


【関連記事】
【写真】なかやまきんに君への違和感の正体
【暴露】パンサー向井が「ロケ弁を食べない理由」
【衝撃】ミルクボーイ内海の“角刈りじゃない”過去の姿
【驚愕】ですよ。の意外な“前職”
【話題】尼神インター誠子「カップル写真」のお相手
【独占】結婚生活18年「僕はラッキーなんです」