日常でいかにもいそうな人を切り取った『あるあるファッションコーデ』動画がTikTokで話題のお笑いコンビ・おたまじゃくしの中西亮太。今回、ラフマガではTwitterで、中西にやってもらいたいコーデを大募集! その渾身のコーデネタを独占公開するとともに、こだわりポイントや始めたきっかけ、そして裏話まで、たっぷり語ってもらいました。

「お洒落なアジアン雑貨屋さんの女店長」や「商学部で一番人気あるゼミの先生」といった日常のなにげない人たちの特徴を捉えて、ファッションだけでなくその表情やポーズ、動きなど細かいところまで再現する、このモノマネ企画。TikTokでは、なんと、わずか2カ月で10万フォロワーを獲得する人気ぶりです。

今回、ラフマガTwitterに寄せられた多数のリクエストのなかから本人にやってもらったのは、「福島のスペインバルのカウンターに毎日おる、客なんか店員なんかわからんやつ」コーデ。「福島」といえば、大阪市福島区のJR福島駅周辺の、下町っぽさを残しつつ高感度な飲食店が点在する人気エリアですが、いかにもそこにいそうな“なんかわからんやつ”が、こちら!

“店の名物的存在“どう表現?

──今回の「福島のスペインバルのカウンターに毎日おる、客なんか店員なんかわからんやつ」コーデは、特にどんなところにこだわりましたか?

帽子と、その上にひっかけてるメガネ、そしてヒゲの感じですね。僕はふだん、スペインバルみたいなオシャレな場所にはあまり行かないので、なんとなくのイメージなんですけど(笑)。

いつもカウンター席に座って、ほかのお客さんに絡んだり、「ここのテーブルの人、ビールって言うてるで!」と店員に伝えたりしてて、「この人、オーナーなん?」って思われてしまう人です。

──今回、使ったアイテムのポイントは?

今回は、全身、家にあるものでカバーできました。福島はちょっとオシャレな場所なんで、白シャツに黒パンかなと。黒シャツに黒パンでもいいんですけど、“客にも店員にも見える”ということで、白シャツを選びました。

──毎回、コーデだけでなく表情のモノマネも楽しみですが、このなんともいえない笑顔は……(笑)。

自分の店みたいな感じで、「今日も来てくれてありがとう!」って言ってそうな。「いやいや、お前、どの目線で言うてるねん!」と思われそうな表情です(笑)。「うざいな」って感じる人もいると思うんですけど、基本的には彼を嫌う人はあまりいない。店の名物みたいな存在ですね。

「ホンマにやってよかった!」

──もともとはTwitterとInstagramで『今日の一変化』と題したモノマネコーデを投稿していたんですよね。

2016年の頭ぐらいからやってます。(おたまじゃくしの)前のコンビのとき、ずっとコントをやってたんで、衣装や小道具がめっちゃあったんですよ。いまのコンビになってからは、コントをあまりやらなくなったんですけど、家で眠ってるそういうものを再利用できへんかなって、相方(ほりおしんのすけ)が言ってくれたのがきっかけです。

僕の顔がめっちゃプレーンやから、いろんなキャラができるんちゃうんって。最初はとりあえず1カ月やってみたら? みたいな感じの軽いノリで始めて、気づいたらもう5年です。

──これまで、どんな反響がありましたか?

ハロウィンの時期に「地味ハロウィン」っていうタイトルで(TwitterとInstagramに)毎日、コーデを上げてたら、指原(莉乃)さんがリツイートしてくださったことはありましたね。

その後、「ちょっとみんな飽きてきたかな?」と感じていたときに、同期の、人間っていいなの松井(正平)が「TikTokでやってみたら?」と言ってくれて。人間っていいなはTikTokに60万以上のフォロワーがいて、めちゃくちゃバズってるんで、僕も「松井の言うことなら信じてみようかな」と思い、3月から始めたんです。

──TikTokを始めて、たった2カ月で10万フォロワー超えはすごいですね。

いやあ、まだまだ味がしました、『今日の一変化』(笑)。TikTokを始めてから、大阪チャンネル(FANYチャンネル内)で配信している『かまいたちのフリースタイルあるあるバトル』で優勝させていただきましたし、ホンマにやってよかったなと思ってます。

野球部コーデは「マジで実体験」

──コーデはどんなふうに考えるんですか?

基本的には、街中で「あ、あの人(モノマネ)できそうやな」「あの人おもろそうやな」みたいな感じで、その人の服装とかちょっとメモって。で、「家にあるコレとコレを使ったらできるな」と考えていくことが多いです。

──ふだんから人間観察しているというわけですね。

めっちゃ目を光らせてるわけではないんですけど、通天閣のあたりを歩いてたら、やっぱりおもろいおっちゃんとか自然に目に入ってくるし(笑)。あとは、ちょっとストレス発散的な意味合いもあって。

僕が直接、何かをされたわけではないんですが、ちょっと腹立つ人……たとえば電車で大股開いて座ってるオッサンとか、そういう人を(あるあるファッションコーデを通じて)僕のなかで変化させることで、ストレス発散してる部分もめっちゃあります(笑)。

──人気の野球部コーデには、中西さんの個人的体験が活かされているのかなと思いました。

そうですね、僕の生き写しというか(笑)。僕も野球部にいたとき、めちゃくちゃ服装ダサかったですし、TikTokに上げたみたいに(「群れをなして夏祭り行く時の野球部」)、夏祭りに群れなして行って、彼女がいる野球部のヤツを見つけたらイジるとかやってたんで。

英語の文字が多いポロシャツとか、チェック多めの服とか、マジで実体験です。コメント欄で、「わかるわ〜」っていう人たちと、かつて野球部員にいじめられてたであろうアンチ野球部派がバチバチになってたりすることもありましたね(笑)。

──コメント欄も毎回、盛り上がってますね。

実はTikTokのコメント欄は、めちゃくちゃ参考になるんですよ。「これは10年前の野球部の格好やな」「いまならこのブランドの服を着てるで」みたいなことを書き込んでくださって、「あ、いまはそうなんや」と。ネタにも使えたりするので、ホンマにありがたいです。

──ちなみに、コーデにかける予算はいくらぐらいですか?

めっちゃ高いものは買ってないですよ。基本的には古着屋さんで買うことが多くて、家の近所にある「GINZA」っていう古着屋に行ったり。あと僕、TikTokでけっこう「しまむら」とか「アベイル」をイジったりしてるんですけど、実はどっちもよく行ってます(笑)。だから予算は、かかったとしても1万円超えたりはしないかな。

芸人仲間からまさかの宣戦布告…!?

──TikTokでのブレイクについて、芸人仲間の反応はどうですか?

「2カ月で10万(フォロワー)いってんの?」みたいなことをまわりから言ってもらえるので、やってよかったなと思っています。ただ、TikTokを勧めてくれた松井は「TikTokでは10万がスタートラインや」と。だから、もっともっとフォロワーを増やしていって、公式マークももらえるようになりたいですね。

──ズバリ、ライバルは?

ネイビーズアフロのみながわも、同じタイミングでTikTokを始めたらしくて。ちょっと前に楽屋で会ったとき、「中西、もう“いいね”ミリオンいった?」って聞かれたから、「いったで」って答えたら、「オレまだいってなくて」と。それで「同じタイミングで始めたから、正直、ライバル視してるねん」みたいなナゾの宣戦布告をされました(笑)。

僕のほうが、フォロワー数でも“いいね”の数でもまだちょっと勝ってるんですけど、同期ですし、負けたくないですね。もちろん、師匠の松井のフォロワー数も超えたいので、70万フォロワーを目指すつもりです。

──これまでに投稿したコーデのうち、特に気に入っているものは?

「自転車漕ぎながら聞いた事ない歌熱唱してるおじさん」と、「夏休みに離島で出会ったどこか不思議な魅力を持った少女」です。自転車おじさんは、ふだん乗ってるママチャリを部屋まで持ち込んで、スタンド立ててこぎながら撮ってる、というナゾの熱量を見てほしい(笑)。

少女コーデのような女性キャラは、難しくはないけど苦悩もあって。いつも部屋で1人で撮ってるんですけど、女性コーデをするときは、一応、ブラジャーもつけて、しかもきれいに撮るためにカーテン開けて自然光を入れてるんで、向かいのマンションの人とかに見られてたら、ホンマにただの変態です(笑)。

──最後に、今後の目標を教えてください。

ゆくゆくは逆オファーというか、それこそ野球部員が着てそうなブランドとコラボしてファッションを広める、みたいな方向に持っていけたら。それと、コーデでやったキャラクターをコントに生かしていきたいです。

あと、Twitterでやってたころからなんですけど、僕のことを“おたまじゃくし中西”っていうピン芸人やと思っている人も多いので(笑)、コーデをネタに使うことで、「こいつコンビなんや!」っていうのもわかってもらえるようになればいいなと思っています。

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