緊急事態宣言下で、めっきりステイホーム中の学天即奥田です。

去年と比べれば、緊急事態宣言対象地域も全国ではありませんし、少しずつ前進しているのかなと思いますが、

「進むペース、遅っ!」

とも思っています。皆様、ストレスは溜まっていませんか? 規則正しい生活をして、朝ごはんをしっかり食べて、手洗い、消毒、うがいを欠かさずやって、免疫力を高めていきましょう。

『免疫力を高める』でいえば、実は『感動の涙』は免疫力を高める効果があるそうです。

僕が特にオススメなのが『スポーツ観戦』です。

テレビでは連日、見ていてしんどくなるニュースばかりですが、4月はスポーツに関して、明るいニュースがありました。

まずは、池江璃花子選手の復活優勝!

僕は競泳には疎いのですが、ニュース番組の短く編集された映像だけでも泣きました。賛否両論叫ばれているオリンピック。特に『否』の方の声が大きいですが、こういった感動を生むのもスポーツの素晴らしい一面だと思うので、個人的には、開催されたらいいなと思っています。と、小声で言っております。

そして、松山英樹選手マスターズ優勝!

優勝を決めた瞬間、実況のアナウンサーさんが泣いておられました。僕はその涙声にやられて泣きそうになっておりましたが、そのあとのアナウンサーさんのセリフ、

「ついに、アジア人としての、途方も無い高い壁に思われていた、このマスターズの壁を、松山英樹は今日、乗り越えました! おめでとう! ……そしてありがとう。」

これで、涙腺ダム決壊、涙大放流。

そのあとは、実況の方も、解説の方も、涙で会話になっていませんでした。それを聞き「ウンウン」と頷きながら、僕は泣き続けていました。これを書いている今も、思い出してウルウルしております。

そして優勝後のインタビュー。海外では、その姿から『サムライ』と呼ばれている松山英樹選手が泣いておられて、僕の体の水分は枯れました。バスタオルを絞れるくらいには泣いたと思います。

……いや、ずっとなんの話してんの!? ゴシップは!?

ゴルフに興味が無い方には、あまりピンときていないかもしれませんが、この『マスターズ』で優勝するということは本当にすごいことなんです。

マスターズが行われているゴルフ場が『オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ』といい、コースが難しいことは言うまでもありませんが、一般のプレイヤーは、そもそもここでゴルフをすること自体が難しいのです。

このゴルフ場のメンバーは200名程度と言われていて、名簿は公表されていません。そして、その会員権は、売り・買いで手に入れること出来ず、メンバー10名からの推薦のみでしか入手できません。

非会員の方は、メンバー2人以上と同伴でないとプレー出来ません。マスターズを何度も優勝しているタイガー・ウッズやジャック・ニクラウスを

「メンバー同伴ではないから」

と、門前払いするほどです。マスターズに優勝すると、大会の永久出場権は手に入るのですが、大会以外ではコースをまわることも出来ないのです。

ちなみに、聞くところによるとマイクロソフト社の創始者『ビル・ゲイツ』は、推薦人を集めたにも関わらず、

「会社がオーガスタにそぐわない」

といわれ、何度も入会を断られたそうです。何度目かのチャレンジでようやく会員になれたときは、泣いて喜んだそうです。このときのビル・ゲイツも免疫力高かったでしょうね。

実は観客にも特徴があって、他の大会では『ギャラリー』といいますが、マスターズでは『パトロン』といいます。これは、もともと大会の運営資金を出してくれた人だけが観戦していたことに由来しています。今も、パトロンの入場料や、グッズの売上が賞金になっています。

このパトロンになるのにも、パトロンからの紹介が必要です。

これだけ、狭き門。ある意味では『閉鎖的』なオーガスタには理由があります。

オーガスタはジョージア州にあって、ジョージア州の根深い問題が『人種差別』です。

白人主義者による他人種への痛ましい事件は毎日起こっていますし、今年に入り、まるで『人種隔離政策』のような、時代錯誤な州法まで成立しています。

1997年、タイガー・ウッズが黒人として初めて優勝したとき、『黒人がマスターズで優勝していいのか?』という議論が起こったほどです。

そういう地域、そういう大会で松山英樹選手が、アジア人として初めて優勝したということ、そして、その松山選手を、多くのパトロンが温かい拍手で包み込んだということが、僕の目頭を熱くさせた理由でもあります。

※「あくまでも奥田個人のゴシップ的見解です」

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