3月25日(木)から上演が始まったミュージカル『魔女の宅急便』。その開幕に先駆けて、お笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕が、東京・新国立劇場で開かれた取材会と公開ゲネプロに登場しました。取材会には、主役・キキ役を務める井上音生(ねお)を始め、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、生田智子、横山だいすけ、白羽ゆりも登壇。稽古の様子や公演への意気込みを語りました。

出典:撮影・小松顕一郎

児童文学作家・角野栄子原作の「魔女の宅急便」は、1982年~2009年の27年間にわたって執筆された全6巻の児童書。1989年にはスタジオジブリがアニメ映画化して大ヒット、世界的に有名な作品となりました。以来、蜷川幸雄氏演出によるミュージカル化、実写映画化、さらにはイギリスでの舞台化などを経て、2017年に新しいミュージカル版が誕生。2018年の再演を経て、井上音生と那須雄登という新たなキャストを迎えて、3年ぶりに上演されることになりました。

とにかく楽しいフライングシーン!

13歳になった魔女のキキ(井上音生)が、古くからのならわしにのっとって、相棒の黒猫・ジジとともに満月の夜に旅立つ幻想的なシーンから物語は始まります。プロジェクションマッピングを駆使したキキのフライングシーンは、まるで本当にキキが森や湖、さまざまな町をホウキに乗って駆け巡っているよう。

自分で新しい町を見つけ、1年後には自力で暮らせるようにならなければいけないキキ。そんなキキが降り立ったコリコの町で最初に出会ったのは、空を飛ぶことに憧れる少年・トンボ(那須雄登)でした。飛ぶことしかできないと嘆くキキを「そんなすごいことができるなんて!」と勇気づけるトンボ。ひょんなことから出会ったパン屋のおソノさん(白羽ゆり)にも励まされ、キキはお届けもの屋さん“魔女の宅急便”を始めるのでした。

お祭りがたくさんある楽しい町コリコの、カラフルな衣装に身を包んだ町の人たちによる華やかな歌やダンス、トンボの華麗なダンスシーンなど、見どころは満載。おソノさんの旦那・フクオ(ライセンス・藤原)も、存在感のある演技で観客を引きつけます。

ときには落ち込み、悩みながらも少しずつ成長していくキキ。そんなキキとトンボを始めとするコリコの町の人々の温かさや楽しさが伝わってくる、心が温かくなる物語でした。

「大きいリボンがお気に入り」

この作品が初舞台・初主演となる井上は、「まだ実感がわかないですけど、緊張しすぎると歌に影響してしまうので、“楽しむ”ということを忘れないでやりたいです」と初々しく意気込みます。ちなみに、フライングのシーンは「恐怖心もなくて楽しい」そうで、衣装については「大きいリボンがお気に入り」なんだとか。

ジャニーズ公演以外の舞台はこれが初めてというトンボ役の那須は、稽古を振り返って「本当にあっという間の1カ月でした。いろんな方からたくさんのアドバイスをいただいて、『なんて幸せなんだろう、稽古がずっと続けばいいのにな』と思っていました」と言いながら、「みんなで精一杯やってきたことを、どれだけベストな状態で出せるのか楽しみです」と笑顔を見せます。

ご期待ください、セリフはありません!

井上と那須以外のキャストは前作からの続投とあって、フレッシュな2人を温かく見守る立場だったとのこと。フクオ役の藤原は「2人が本当にかわいくて。稽古でもすごく成長しているなと思って、本当に父親のような目線で見ていました」とニッコリ。オキノ役の横山も「演出家の方が求めている声に2人がどんどん乗っかっていく姿を見て、成長がわかってうれしかったです」と、2人の伸びしろを絶賛します。

また、前作ではセリフが一言もなかった藤原が「今回はどうですか?」と聞かれ、「ご期待ください、ありません!(笑) せき払いひとつだけです」と断言し、笑いを誘う場面も。稽古中の感染対策についても「おそらく(検査で)半年分ぐらいの唾液を提供してると思います」と、その徹底ぶりをユーモアを交えて明かしていました。

最後に井上が「『魔女の宅急便』はキキが成長していく物語なので、私も毎公演、成長していけたらいいなと思っています」と抱負を語り、取材会は終了しました。

ミュージカル『魔女の宅急便』は、3月25日(木)~28日(日)に新国立劇場・中劇場(東京公演)、4月10日(土)~11日(日)に愛知県芸術劇場 ・大ホール(名古屋公演)、4月15日(木)~18日(日)にメルパルクホール大阪(大阪公演)で上演されます。

 


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