お笑いコンビ・アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)のコンビ結成10周年を記念した全国ツアー『アインシュタイン結成10周年10ケ所ツアー』が4月1日(木)から始まります。大阪・なんばグランド花月を皮切りに、全国10カ所をまわるこのツアー。今回は、2人に初日を控える現在の心境、単独ライブへの思い、この10年の道のりなどについて語ってもらいました。

むしろ10カ所まわるための「10周年」

――全国ツアーに向けた、いまの心境を聞かせてください。

河井 本当は昨年も全国をまわりたかったんですけど、コロナの影響もあってできなくて。単独ライブ自体も久しぶりなので、いまは楽しみな気持ちが大きいですね。

稲田 こういったかたちでツアーをまわることができるのが、とても嬉しいです。

河井 今年も、今後どうなるかはわからない。2カ所目、3カ所目で無観客にしないといけない可能性もありますけど、いまやらないっていうのは違うのかな、と。

稲田 ちょっとずつお客さんが劇場に戻ってきてくれていたので、できるならばやりたいなと思ってましたしね。

河井 昨年は動くに動けないところもありましたけど、いまは(コロナ以前のように戻ることを)待っていてもキリがないですからね。前進しようと思って、開催を決断しました。

――今回はどんな内容になりそうですか?

河井 10周年やからといって、そこに縛られすぎてないと言いますか。10カ所まわるために10周年って言うてるだけ、みたいなところもありますね(笑)。もちろん、今年しか見られない内容も考えています。ネタは基本、なるべく新ネタをやっていきたいな、と。

稲田 ツアーのなかでもネタをブラッシュアップしていきますけど、昨年は、毎月といってもいいくらい新ネタライブを開催していたので、今年もそのペースは崩さず、新ネタをどんどんやっていこうと思っています。

河井 なので、ツアーは新ネタをおろす場所、ですね。お客さんによってはチケットが当たって何カ所か観に来てくださる方もいるじゃないですか。もちろん同じネタでも毎回やりとりは違いますけど、できるだけ来てくださる方に違うものを見せたいという気持ちもあります。だから、各所で楽しんでもらえたら嬉しいですね。

――ツアーならではの醍醐味をどんなところに感じていますか?

河井 行ったことがないところや初めての会場に、新鮮味やいつもとはちょっと違う緊張感を感じられるところですかね。県民性もそうで、たとえば1本目からあったかい場所もあれば、最初は身構えていらっしゃるのかなと感じながら、だんだんと持ち上がってくる場所もありますし。同じネタをやるにしても、場所ごとに気持ちの変化があるのも楽しいですね。

稲田 ふだん僕らが出ている東京や大阪の劇場に来られない人や、お笑いライブを見たことがない人の近くまで行けるのは、すごく嬉しいことですよね。正直、たくさんの方に足を運んでいただくために、テレビの仕事を頑張っているところもあって、多くの人が会場に足を運んでくださるのを見ると報われた気持ちになるんですよね。……昨年も、テレビでいっぱいスベりましたし。

河井 スベったのは言わんでええ(笑)。

稲田 スベってもテレビに出続けるのは、ライブに来てくださるお客さんに喜んでもらいたいっていう気持ちが強いからなので。まぁ、テレビもスベったら、ほんまはダメなんですけど。

河井 そう(笑)。まずはそこやわ。

「河井さんももう40歳かって…」

――コンビ結成から今年で10周年。この10年は長かったですか? それとも、あっという間でしたか?

稲田 もう10周年か……という気持ちもありますけど、河井さんももう40歳かって。

河井 20代後半みたいなテンションで言うなよ! お前と4つしか変わらへんやん。

稲田 でも、4つは1オリンピックですから。

河井 単位合うてんのか? それ(笑)。

稲田 ロリ顔ですよね。ロリ顔芸人。

河井 ちょっとずつイヤな言い方をするな! お前がジジ顔すぎるねん。

――(笑)。10年のなかで、いちばん変化を感じた瞬間は?

河井 その年々で分岐点はあったと思うんですけど、明らかに何かが動いたなと感じたのは、2019年に出させていただいた『さんま・岡村の花の駐在さん』(ABCテレビ)。そのあとすぐ『痛快! 明石家電視台』(MBS)にも出させていただいたいたりして。

稲田 ほかにも『アメトーーク!』(テレビ朝日)で僕の特集的な企画をやっていただいたりと、みなさんが僕をマイルドに見せていこうぜって動いてくれまして。そういうなかで、さんま師匠はすごく気にかけてくださっていて、いつも多めに笑ってくださるんですよ。みなさんが、こいつらは笑っていいんやなっていう受け入れ体制を作ってくださったのはありがたかったですね。

河井 ただ、たまにふつうのヤツの顔をして立ち振る舞うのは、いまでも違うで?って思ってます。

稲田 こんな顔のヤツが、ふつうのヤツやってるっていうのがおもろいんやで、って言いたいです!

河井 あははは! 意識してやってるんやったらええけど。

稲田 自分の顔って、自分では見えないんです。視界には入らないんですよね。河井さんもこんなロリ顔なのに、ロリ顔じゃないっていう感じでやってるのは違うで? って思ってます。客観的に自分を見られてないんですよねぇ。

河井 だからイジるなって、お前が!

ニセ第7世代だと半年でバレた

――(笑)。この10年で、この相方でよかったと思ったのはどんな時ですか?

河井 『オールスター感謝祭』みたいな場に出させてもらった時ですかね。石原さとみさん、有村架純さん、堤真一さん……名だたる俳優さんがたくさんいらっしゃるなかで、僕らみたいな若手は“打席”がないのが当たり前じゃないですか。相方の見た目がプレーンやったら、どんだけおもろかったとしてもイジられないと思うんですけど、MCの今田耕司さんが最上段の端っこにいる僕らを見つけてオープニングでイジってくださったんです。今田さんもMCとしてイジらなしゃあないとおっしゃっていて。大きな舞台に出てもチャンスが回ってこないことも多いなかで、出られたら一度はチャンスをもらえるのは、稲田の見た目が大きいなと思いますね。

稲田 東京に来て、ニセ第7世代になれたのは河井さんのロリフェイスのおかげです。

河井 何回言うねん! まぁ、半年くらいで第7世代じゃないってバレましたけど(笑)。

稲田 所作がオジイやなってね?

河井 はい。みなさん、どこが第7世代やねんって気づいたんでしょうね。

――昨年はYouTubeチャンネルを開設、先日はTikTokも始めたりしていますが、今年もいろんなチャレンジをしていくのでしょうか。

河井 YouTubeをやることは前々から決めていて、昨年4月に始めたんです。僕的にやってないのは違うし、なにか新しいことができたらという思いで始めたんですけど、1年やってみてもう1段階上がるじゃないですけど、僕らにしかできない企画を今後もやっていきたいなと思いますね。僕らのあの登録者数(約19万人)で、会う人にYouTube観ましたよって言っただけることが多いので、今後も大事なツールとしてやっていけたらなと思っています。

稲田 無料のものは、ファンの方が楽しんでいただけているなら、どんどんやっていきたいなと思っています。ただ、本分は劇場。ネタを観に来ていただくのがいちばん大事なので、とにかくツアーをがんばりたいです。

河井 そうですね。YouTubeなどを通して知っていただけた方もツアーに来てくださると思うので、楽しみにしています。

公演概要

『アインシュタイン結成10周年10ケ所ツアー』
出演:アインシュタイン
チケット:前売・当日ともに3,500円

<大阪>
日程:4月1日(木)
会場:なんばグランド花月

<新潟>
日程:4月16日(金)
会場:新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)

<宮城>
日程:5月8日(土)
会場:電力ホール

<岡山>
日程:5月30日(日)
会場:倉敷市芸文館

<北海道>
日程:6月27日(日)
会場:道新ホール

<福岡>
日程:7月10日(土)
会場:福岡国際会議場 メインホール

<愛知>
日程:8月6日(金)
会場:御園座

<沖縄>
日程:8月22日(日)
会場:国立劇場おきなわ

<愛媛>
日程:9月23日(木)
会場:愛媛県県民文化会館 サブホール

<東京>
日程:10月15日(金)
会場:ルミネtheよしもと


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