去る5月18日(土)、東京・有栖川宮記念公園で「第39回エコライフ・フェアMINATO 2019」が開催され、その中の環境バラエティステージにて、田畑藤本、黒ラブ教授が出演する「お笑い芸人さんに教えてもらおう!『SDGsってなあに?』」が行われました。

「第39回エコライフ・フェアMINATO 2019」とは、港区が行っている、環境保全の意識を高め、環境に配慮したライフスタイルの実践を広く普及させることを目的とした、環境にやさしい行動について考えるきっかけが盛りだくさんのイベント。

区、企業、民間団体などが自ら取り組む環境活動の公表や展示、環境負荷を減らすための生活の工夫の紹介のほか、環境にちなんだ楽しいステージイベントやエコバザー、各出展団体のテントを回るクイズラリーなどが行われます。

その中のひとつとして行われた「お笑い芸人さんに教えてもらおう!『SDGsってなあに?』」ステージは、天気もよく、気持ちのよい昼下がりにスタートしました。

田畑藤本がSDGs漫才を披露!

まずは、カラフルな色合いのSDGsTシャツを着た、この日のMCでもある田畑藤本が登場。簡単にイベントの主旨を説明したあとは、さっそく漫才がスタートします。

「SDGsってなんの略か知ってる?」という田畑の問いに、自信満々に「そりゃ知ってますよ!」と答える藤本でしたが、「S=すっごい勉強して、D=大学まで行って、G=芸人になって、s=すいません、ですよね?」とボケてお客さんの笑いを誘います。

続いて、SDGsの本当の意味が「2030年に向けて世界が合意した“持続可能な17の開発目標”」であることを説明する田畑。さらに、「たとえば、1番目の目標として『貧困をなくそう』があるんですけど、貧困をなくしたいと思ってる方はいらっしゃいますか?」と訊ね、お客さんの賛同が得られると「ちょうどよかったです。僕ら今、貧困なんです」と声をそろえて告白し、笑わせる2人。すると前方にいた子どもが「貧困になってほしいです!」とツッコミを入れたため、田畑が「ちょっと! お母さんどこですか!?」とあたりを見回し、会場を沸かせる一幕も。

その後もポケモンの話題を盛り込んだり「しりとり対決」をするなど、子どもたちの興味を引くような内容を織り交ぜ、SDGs漫才を繰り広げた田畑藤本でした。

黒ラブ教授、子どもにツッコまれる!

続いては黒ラブ教授の「SDGs講座」。大学で先生をしながら芸人をやっているという変わり種の芸人である黒ラブ教授は、手描きフリップでわかりやすくSDGsを説明していきます。

SDGsの17の目標の内容をひとつずつ具体的に紹介していくのですが、本当の17の目標の中に、ときどき「芸人のネタは絶対に笑おう!」「芸人がスベってもディスらない」など“芸人に優しい目標”をいくつか挟み込み、「お金に困っている芸人に優しくする社会を」という目標を紹介したあとは、「よしもとはギャラがエコなんですよ(笑)」と明かし、笑いを誘います。

さらに、SDGsでは目標を達成するために企業がビジネスを行ってもいいことを説明し、発展途上国の人々の暮らしが豊かになる商品やサービスをその国に買ってもらえれば、企業にとっても大きな利益になると説明する黒ラブ教授。

また、個人でできるSDGsの活動もたくさんあるとし、「エアコンの温度調整」「エコバッグの使用」「自然に優しい商品を選ぶ」などの具体例をあげて「SDGsを守れるかどうかは意外と僕たち次第なんですよ」と呼びかけます。

子どもたちが夢中になって聞き入っていた「SDGs知ったかぶり学」という紙芝居風のネタでは、とある知ったかぶりを紹介した黒ラブ教授が、子どもたちに「これを言えばお小遣いアップ間違いなしですよ!」とアピールすると、冷静な子どもから「ないない」とツッコまれ、爆笑が起こっていました。

大盛り上がりの「楽しく学ぼう!SDGs○×クイズ」

黒ラブ教授のネタのあとは、再度田畑藤本も登場し、「楽しく学ぼう!SDGs○×クイズ」のコーナーへ。SDGsに関する○×クイズが出題され、最後まで残った10名の方に、港区からは冷え冷えジョッキと木材の廃材で作られた折り紙、よしもとからはSDGs×よしもとのコラボステッカーや寄せ書きのサイン色紙などがプレゼントされることに。

「クイズコーナー」と聞いたとたん、ステージ前方に向かって走り出す子どもたちが出るほどの盛り上がりの中、クイズがスタート!

「地球全体の水をビニールプール1杯分とすると、私たちが普段使える水はコップ1杯分である。○か×か?」という問題では、○と予想する人が多くいましたが、正解は×。「実際は小さじ1杯分しかないんです」という答えを聞くと、会場からは驚きの声が上がります。

他にも「母子手帳を配るシステムは、日本が最初である。○か×か?」や、「絶滅危機にある生物は哺乳類がいちばん多い。○か×か?」などのクイズが出され、大いに盛り上がる会場。クイズの答えだけでなく、その答えの背景にある問題や、環境についての説明など、「なるほど」と思える知識のつまったクイズに、子どもたちはもちろん、大人たちも笑顔で楽しんでいます。

ジャンケン大会も交え、無事プレゼントを配り終えると、藤本が「みなさん最後までいてくださったので、SDGsに興味を持ってもらえたのではと思います。本日はありがとうございました!」とあいさつし、イベントは終了。

公園の広場という緑がいっぱいの環境の中で、地域の人たちと温かいコミュニケーションをとりながら、SDGsへの理解を深めてもらえる有意義なイベントとなりました。