お笑いコンビ・まるむし商店の磯部公彦が、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマにしたクレイアニメ教室を開催しました。受講したのは『奈良SDGs学び旅体験無料ツアー』に参加した中学生11人。ツアーで得たSDGsに関する学びをクレイアニメで表現しようというもので、教室後のオンライン取材会では、“クレイアニメ作家”として登場した磯部がその魅力やSDGsの意味について大いに語りました。

キャラクターの造形、コマ撮り、音入れまで

『奈良SDGs学び旅体験無料ツアー』は、修学旅行でSDGsを体感してもらおうと、奈良教育大学を中心に奈良県、商工会議所などが実施した、新しい形のツアーです。2月7日(日)に開かれた今回の教室はその一環で、ツアーに参加した奈良県大和郡山市の市立郡山西中学校の生徒100人のうち、美術部とホームメイキング部の 11 人が参加しました。

講師を勤めた磯部が、粘土を使って作るアニメ―ション「クレイアニメ」を趣味で始めたのは2015年。昨年からはSDGsをテーマにした作品作りをしていて、すでに4作がYouTubeで公開されています。

これまでワークショップの講師の経験はあっても、中学生に教えるのは初めてという磯部。生徒たちとコミュニケーションを取りながら、ストーリー作りから、粘土によるキャラクターの造形、コマ撮り、音入れまで約5時間にわたる教室の間、和気あいあいと制作を楽しみました。

「絵コンテも生徒が自分たちで書いてきていたし、非常に優秀な子たちが集まっていて、楽しい時間でした」

今回の教室について、笑顔でこう振り返る磯部。生徒たちに伝えたかったことを問われると、「あまり興味のない子もいた」と笑わせながら、「明日から数学の点数が上るとかはないけど、ふだん考えないことを考えることが、何かの役に立つ場合もあるはずです」と力を込めました。

「好きだからこそ作り続けられる!」

磯部がクレイアニメを始めたきっかけは、趣味の魚釣りに使う毛鉤(けばり)やルアーを作った時に、余った材料で動物を作ってみたところ、「日本で僕をいちばんマイナス評価している嫁が、かわいいと褒めてくれたから」とのこと。1分ほどの作品をつくるのに1カ月半もかかるそうで、「地味は地味なんですけど、ナメクジくらいのスピードで進んでるかなとは思う」と日々の制作について語ります。

「子どものころから工作が好きで、作っていると頭の中にいろいろなものが出てくる。そうすると創作意欲が湧いてくるんです。好きだからこそできるんだと思う」

クレイアニメの魅力について、こう語る磯部。「セットとかも作り込んでいるので、そこも面白味のひとつ。人形だけが素晴らしいとかではなく、流れの中で見てもらえたら」とこだわりを見せていました。

一方、現在、シリーズ化しているSDGsの「17 の目標」をテーマにした作品に関しては、「作品を作るときには1つずつ勉強していて、SDGsの場合は、1つの地域、1つの人種にテーマを与えずに、全体的な地球規模で考えて作品を作っている」と説明。すでに17目標のうち6作目までできあがっていて、「がんばって今年中にやりたいけど、家の用事もある」と笑わせつつ、「SDGsと違う作品もさらに作りたいです」と意欲を見せました。

漫才師としての最終目標

また、キングコング・西野亮廣のアニメ映画『えんとつ街のプペル』のような大作をつくる気はないのかという質問には、こう答えます。

「子どもたちと一緒にクレイアニメを作って地域おこしをするとか、それがつながって西野君みたいになれるといいかもしれないけど、いまは細かいところで地域の人とやるほうが向いていると思う」

今後の目標について聞かれると、“クレイアニメ作家”から“漫才師”の顔に戻り、「なんばグランド花月のトリ」と即答。「漫才師にとっては最終目標。死ぬまでにそうなれればいい」と熱い思いを語りました。

最後に、完成させたクレイアニメを生徒たちと鑑賞。磯部は「(SDGsの作品制作を通して)いろんな国があることをわかってもらえたら」と生徒たちに語りかけながら、「コロナが明けて、時間とお金があれば、なんばグランド花月にも来てください」とアピール。笑いに包まれるなか、教室は終了しました。

まるむし商店・磯部の「SDGsクレイアニメ劇場」は4本公開されています。
#1「貧困をなくそう
#2「飢餓をゼロに
#3「すべての人に健康と福祉を
#4「質の高い教育をみんなに


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