吉本新喜劇の座員として、舞台にテレビに音楽活動に、幅広く活躍中の宇都宮まき。老若男女から愛される天然キャラで、ラフマガでも記事を掲載するたびに必ずバズる大人気ぶりです。今回は、そんな宇都宮のロングインタビューが満を持して実現! ホームである吉本新喜劇や、関西圏で絶大な人気を誇るレギュラー番組『せやねん!』(MBS)の話、そしてSNSで話題を呼んだ“あの写真”の真相などなど、芸人・宇都宮まきの人気の秘密を探ります。

『せやねん!』では“ワイプ担当”!?

──ラフマガでは、『せやねん!』放送後にまきさんの記事が検索・閲覧されてバズる傾向があるのですが、ご自身ではなぜだと思いますか?

自分ではまったく思い当たるフシがなくて……あるとしたら映り込みのせいかも? 『せやねん!』のスタジオで、私はひな壇の2列目に座ってるんですけど、それが1列目に座ってはる(トミーズ)雅さんとやすえ姉さん(吉本新喜劇・未知やすえ)のちょうど間の位置なんです。だから毎週、ひと言、ふた言しかしゃべらないにもかかわらず、映ってる量はかなり多くて。私、“映り込み芸人”なんですよ(笑)。かつ、私を担当してくださっているスタイリストさんがすごくオシャレな人で、衣装がいつもめっちゃ奇抜やから、それで目に付いて検索してくださってる可能性もありますね。

──『せやねん!』は関西圏ではおなじみの情報バラエティー番組ですが、それ以外の地域の読者のみなさんのためにどんな番組なのか教えてください。

雅さんはいつも「『せやねん!』にはイヤなヤツがおらん。出演者もスタッフもオレが好きな人間ばっかりや。その空気感のよさで長く続いてると思う」って言わはるんですが、まさにその通りで、私にとっても『せやねん!』は家にいるみたいな感覚というか。すごくアットホームな番組なので、すごい“緊張しい”な私でもホンマに緊張しないんですよ。

──番組内での、まきさんの役割は?

ワイプ担当です(笑)。あの小っちゃいところで、視聴者の方々と同じ目線で、VTRを見ながらリアクションできてると思います。しかも私、ゲラ(笑い上戸)でめっちゃ笑うから、『せやねん!』の笑い屋でもあるんです(笑)。

──この春でレギュラーになってまる8年ですが、これまで特に印象に残っている出来事は?

ロケで(トミーズ)健さんと2人でドラム缶風呂に入らされた時、私の太ももに健さんのお尻が触れたんですよ。あれはめっちゃイヤでした(笑)。寒い山奥で雪も降るなか、1人でもギリなドラム缶に2人で入らされて……はじめは健さん、底にスノコを敷いてるかどうかをすごく気にしてはって、スタッフさんが「敷いてます」と言っても「オレは狭心症やから絶対入らへん!」って。でも、私が先に入ったのを見て安全やと思われたんでしょうね、「ほなオレも入るわ」って急に入ってきて、その時にお尻がべちゃーっと。私、テレビで「キモい」とか言わないようにしてるんですけど、その時ばかりは思わず「キモい!」を連発してしまいました(笑)。きっと健さんもイヤやったでしょうね(笑)。

トミーズ雅が婚活サポート!?

──番組で共演しているトミーズのおふたりについて聞かせてください。

『せやねん!』に出してもらう前は、めっちゃ怖いんちゃうかなと思ってたんです。でも、番組で何年も一緒にやらせていただいて、「こんなに無邪気な、中学生のままで止まってる人たちはいないな」というぐらい仲よしなおふたりだとわかってきました。私にとっては雅さんが「お父さん」で、健さんはお父さんの弟、つまり「叔父さん」みたいな存在ですね。

──では、同じくレギュラーの未知やすえさん、かつみ♥さゆりさんは?

やすえ姉さんは、雅さんと健さんが暴走しちゃうときに止める役(笑)。おふたりが変な下ネタを言ったりすると、めっちゃわかりやすくイヤな顔をしはるんですよ。それを見て、おふたりが「あ、やめよ」みたいな感じでストップする。やすえ姉さんがいなかったら『せやねん!』はメチャクチャになってると思います(笑)。言葉は多くないけど、ちゃんとトミーズさんのタズナを握ってる「お母さん」って感じかな。

かつみ♥さゆりさんは、近所でも評判の名物夫婦っていうイメージ。お気楽でめっちゃ明るくて、「見かけたり、会えたらラッキー!」みたいな夫婦って、よく近所にいるじゃないですか(笑)。かつみさんもさゆり姉さんもめっちゃ明るくて、いっつも2人一緒にいてはるんですよ。

──出演者もスタッフも、みんなが家族、そしてご近所さんのような……。

そうなんです! しかも、雅さんて私のことをめっちゃ心配してくれてはって。「オレはまきちゃんが結婚するまで死なれへん」と言って、雅さんが経営されてるお店に来られたいい感じの男性を、結構なペースで私に紹介してくれるんです。だから『せやねん!』は私にとって、婚活を応援してくれる番組でもあって(笑)。私も、「何としてでも雅さんが元気なうちに結婚しないと」と思ってます!

新喜劇でボケ役増え「うれしいけど緊張」

──大阪・なんばグランド花月での吉本新喜劇には、どれぐらいの頻度で出演していますか?

1カ月に1本、1週間出るので、年間12本ですね。年齢的にマドンナ役はなくなってきて(笑)、どっちかというと“ちょいボケ”みたいな役が多くなりました。川畑泰史さんが座長の週は“1ボケ”っていう、いちばんボケる役をやらせてもらうこともあります。

──マドンナからボケ役への転身については、どう感じていますか?

川畑さんがいちばん最初にボケ役に選んでくれたんですね。その時は、めっちゃヘタなんですけど、すごく楽しくてやりがいを感じたというか……「川畑さんの期待に応えないと」と思ったのを覚えてます。ボケ役ってホンマに難しくて、同じセリフでも言い方やタイミング、トーンなど、ちょっとしたことでウケが変わってくるんですよ。しかも、“1ボケ”はその人しだいで全体の笑いの量まで変わるので、任せていただくのはうれしいけど、すごく緊張します。1週間の公演のなかで、「この言い方は、あんまりウケへんな」「トーンを変えてこんなんどうかな」とか、毎回、試行錯誤しながらやってます。

──思い出に残っている舞台でのエピソードを教えてください。

桑原和男さんの「ごめんください! どなたですか……」っていう有名なギャグがあるんですけど、新人の時、「桑原師匠が出てきたらコケなアカン」ということばかり考えてて、セリフをちゃんと聞かずに「ごめんください!」の部分が終わったところで1人コケてしまったことがあります(笑)。2、3年前には、セリフが完全に飛んで5分ぐらい無言になってしまったことも……。初日で座長の川畑さんはじめ、ほかの誰も私のセリフまで覚えてなかったから、みんなで「え? どうする?」「何やった?」ってなって、めっちゃ怖かったです。結局、後輩が思い出して教えてくれて、なんとかいけました。いや、いけてないけど(笑)。

恩人・小籔に感謝も「シバいたろかな」

──ビッグポルノ(吉本新喜劇の小籔千豊とレイザーラモンによるお笑いヒップホップ・ユニット)や吉本新喜劇ィズ(小籔がメンバーを集めて結成したバンド)での活動を通じて、小籔さんと縁が深いまきさんですが、小籔さんはどんな存在ですか?

恩人です。入ってすぐのころ、新喜劇を辞めようかなと思ったことがあったんですけど、誰にも言ってなかったのに、小籔さんが「辞めようと思ってんちゃう?」って声をかけてくださって。当時は小籔さんも入ったばっかりで、「オレは座長を目指してんねん。自分(宇都宮)はええヤツやと思うから、オレが座長になったとき、一緒に新喜劇やってくれたら、たぶんメシ食えると思うし、辞めんと頑張ってほしいねん」みたいなことを言ってくれたんですよ。その時、「こんな若手に、そんなことを思ってくれてる人がいるんや」「じゃあ、ちょっと信じて頑張ってみよう」と思えたんです。その後、ビッグポルノにも入れてくださって、ずーっと仲よくしてくれて……。

──辞めようと思ったのはなぜですか?

私は師匠であるWヤング・平川幸男を通じて、あき恵姉さん(吉本新喜劇・浅香あき恵)の旦那さんであるまる兄さん(元Wヤング・佐藤武志)の口利きで入った“コネ入社”だったので、同期がおらず1人きりやったんです。しかも、私のすぐ上の先輩でも6、7年上やったから、みんながすごすぎて「なんで私だけできへんの?」と。いま思えば当たり前なんですけど、当時はそれで焦っちゃって、「絶対、向いてない」「辞めたい」みたいになってました。小籔さんとレイザーラモンさんも、漫才の世界から新喜劇に入った“よそもん”じゃないですか。だから私が自分のことを「よそもん感あるな」と思ってたのを感じ取って、「オレらよそもん同士やけど、頑張って新喜劇に貢献しよう」って言ってくれたんやと思います。

──では、その言葉がなかったらいまごろは……。

ふつうに結婚できてたと思います(笑)。子ども4、5人産んで、お母さんしてたんちゃうかな。むしろ、そのほうが幸せやったかもしれません。小籔さんが私をこの世界に引き止めたんです。人生狂わされました。あいつシバいたろかな(笑)。

赤ちゃんを抱いた瞬間「私の娘かも!」

──ラフマガで取り上げた記事についてもお聞きしたいのですが……Instagramで「My Daughter」とだけ添えてアップされていた赤ちゃんの写真(2021年1月)、あれは誰のお子さんなんですか?

小1からの親友が、去年の11月に赤ちゃんを産んだんです。コロナとかでぜんぜん会いに行けなかったんですけど、1月に入ってようやく会うことができて、その子がめーっちゃかわいかったんですよ。抱いた瞬間、「私の娘かもしれん!」と思って……だから、あれはボケるとか匂わせとかではまったくなく、心の底からわいてきた思いをそのまま書いただけです。おもんなくてすいません(笑)。

──同じくInstagramに上げられた、吉本新喜劇の西川忠志さんとのツーショット(2020年2月)も話題になりました。

あれは、忠志さんと2人でラーメン屋さんの再現VTRのロケをした時に撮った写真。夫婦役で、お揃いの黒いシャツにエプロン姿だったので、ホンモノっぽかったんですよ。で、「こういう夫婦ってマイホームを手作りで建てそうやな」と思ったので、それを何気なく小ボケ程度に書いたら記事にしてくださった感じです。あの時は、知り合いの方から「まきちゃん、おめでとう!」って連絡が(笑)。忠志さんはご結婚されてるので、記事になった後、「こんなことになっちゃってすみません。奥さんによろしくお伝えください」って送ったんですが、「いや、ありがとう。さすがやね」っていう、よくわからん返しがきました(笑)。

──最後に、まきさんの記事を心待ちにしているラフマガ読者にメッセージを!

取り上げていただいた記事を皆さんが見てくださっているなんてぜんぜん知らなかったので、めっちゃうれしいです! いつも自分の記事を見て、「これ、誰が見たいねん!」と思ってたので(笑)、本当に感激してます。これからも、皆さんに楽しいと思ってもらえるようなSNSを心がけて、面白いことを発見するアンテナを張り巡らせて生きていきたいと思います!

来週は、そんな宇都宮まきのプライベート、生き様に迫ります!
お楽しみに。

宇都宮まきの公式Instagramはこちらから。

番組概要

『せやねん!』(MBS)
放送日時:毎週土曜9:25~12:54
出演: トミーズ、未知やすえ、かつみ♥さゆり、たむらけんじ、土肥ポン太、宇都宮まき、スマイル、アキナ、祇園、さや香 ほか


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