よしもと芸人が小学生たちに「学校では教わることができない勉強の楽しさ」を教えるイベント『芸人寺子屋』が、4月25日(木)に埼玉・大宮よしもとラクーン劇場にて開催され、芸人兼数学教師のタカタ先生が子どもたちに『お笑い算数教室~数字の成り立ち編~』をレクチャーしました。

全国的に学力水準の高い埼玉県さいたま市。日本一の教育都市を目指すなかで、学力格差が広がっている現状に少しでも協力できればという思いから、同劇場が“お笑い”と“勉強”を融合させた新しいフリーイベント『芸人寺子屋』をスタートさせることになりました。

現役数学教師芸人・タカタ先生が教えるのは

冒頭、タカタ先生が「算数、数学は好きですか?」と尋ねると、ある女の子が元気よく「得意!」と答えます。「日本人は数学が割と得意なほうなんですけど、なぜか苦手と言ってしまう」と言い、自信をもって答えた女の子を褒めます。

ほかの参加児童も全員、算数が好きなようで、「もっと好きになってもらえるように授業をしていきます」と意気込み、授業を開始しました。

「数字の成り立ちってわかるかな?」と呼びかけるタカタ先生。小学生には理解しにくい“成り立ち”と“進化”を、ピカチュウがライチュウに“進化”する様子に例えたり、イラストを交えたりして分かりやすく説明します。子どもたちも身を乗り出して興味津々の様子。

続いて、原始人と3頭のマンモスが描かれたイラストを見せ「では、原始人はどのように仲間へ数を伝えていたと思いますか?」と問いかけると「指で数えた」「マンモスの数だけ“ウホッ”と言った」など、さまざまな意見が。タカタ先生は子どもたちの自由な発想に耳を傾けながら、「石など、その場にたくさんあるものを並べて仲間に数を教えていた」と解説し、子どもたちは興味深そうに頷いていました。

数字が現在のかたちになった意外な理由とは?

その後、“数字の歴史”についても説明。粘土で示していた古代の数字、古代エジプトの数字、歴史上でもっとも難解な古代マヤの数字など、図を使って説明していきます。

さらに、“現代の数字にもっとも近い”とされる数字を見せて「なぜこのかたちをしていると思う?」と難しいなぞなぞを出題。ある男の子が「角の数?」と正解を言い当て、タカタ先生が目を丸くして驚く一幕も。「正解です。じゃあ、どこに角がありますか?」と呼びかけると、子どもたちは競うように挙手。難関の「7」では、全員で協力して見事正解を導きました。

始まる前は恥ずかしそうにもじもじする子もいましたが、お笑いの要素もあるわかりやすい内容に、笑ったり大きな声でレスポンスしたりと、大盛り上がりとなった寺子屋。最後は全員で「起立! 礼! さようなら!」と元気に挨拶して、イベントは幕を閉じました。

今後も「芸人寺子屋」では、東大卒コンビや教員免許を持つ芸人、NHK全国俳句大会での受賞経験がある芸人らによる、楽しく勉強できるイベントが目白押しです。夏休みの自由研究についてレクチャーする授業もありますので、ぜひ参加してみては? きっと勉強が大好きになるはずですよ。

『芸人寺子屋』

場所:大宮ラクーンよしもと劇場
時間:16:15~17:00
定員:約100名程度
対象:小学校2年生~4年生
申込方法:劇場公式ホームページ(http://www.yoshimoto.co.jp/omiya/

※特設サイトからご応募ください。

5月15日(水)【国語】日本語の歴史/○○渡辺
5月29日(水)【英語】英単語を学ぶ(1)英語カードゲームなど/あかもん
6月12日(水)【理科】夏休み自由研究(1)おもしろ科学実験/かがくと森田くん
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7月10日(水)【理科】夏休み自由研究(3)おもしろ科学実験/かがくと森田くん
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※授業内容、芸人、日程は変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください