千鳥(大悟、ノブ)が4月24日(水)、『大阪府立上方演芸資料館(※以下、ワッハ上方)』のリニューアルイベントに、桂文枝、西川きよしと登壇。上方演芸の重鎮とともに、新観光スポットの誕生を祝いました。

上方演芸の重鎮がずらり!ノブ「僕らで大丈夫か?」

イベントには吉村洋文大阪府知事を筆頭に、上方演芸の各界から桂文枝(落語)、松竹新喜劇の渋谷天外氏(喜劇)、大阪講談協会の旭堂南陵氏(講談)、浪曲親友協会の松浦四郎若氏(浪曲)、そして西川きよし(漫才)と、そうそうたる顔ぶれが登壇。

ゴエが「千鳥の2人も並びましたよ」と声をかけると、ノブは「僕らが来て大丈夫なんでしょうか?」とこぼし、笑いを誘います。

吉村知事は「個性豊かな街・大阪のアイデンティティである“笑い”を世界に発信していきたい」とアピール。笑いの文化から大阪のホスピタリティやおもてなしの文化が生まれていると話し、多くの方に支えられて実現したリニューアルに改めて感謝を表しました。

文枝は「過去の芸能の歴史を見て、年配の方には懐かしんでもらい、若い方には“こういう芸があるんだ、やってみたいな”と興味を持ってもらうきっかけになってもられば」と笑顔を見せました。

きよしは、33年前の参院選に立候補した際、「お笑いや演芸の資料館を作ってもらいたい」と陳情したことを懐かしみ、「日本中でここが一番おもしろい、そんな資料館になれば」と願いを込めました。

天外氏は吉本・松竹両新喜劇の貴重なエピソードを披露。“笑い”を軸にした2つの劇団が大阪にあることを改めて強調し、新喜劇にまつわる展示への注目を促しました。

小説家・藤本義一氏の形見の服に身を包んだ南陵氏は、自身が持つ大阪演芸の資料を寄付したいと申し出て、吉村知事にエール。知事も大喜びで「お願いします!」と即答しました。

四郎若氏は「本日は本当におめでとうございます、ワッハ上方をこれからもよろしくお願いいたします」と来場者に挨拶しました。

「ノブと初めて漫才したのはここ」ワッハ上方は千鳥の出発点?

続いて千鳥が……と思いきやゴエが華麗にスルー。2人がすかさずツッコむと「このメンバーのオーラがすごすぎて千鳥が見えない」と言い、参加者を笑わせます。

大悟は、20年前に岡山から大阪に出てきてNSCに落ちたあと、この場所にあったレッスンルームで照明や音響の手伝いをしながら芸人を始めたことを明かし、「ノブと初めて漫才をしたのもここ」と懐かしみます。

ノブも「昔はツッコミが下手で、笑い飯の哲夫から映像を見て勉強しろ」とアドバイスされたそうで「(資料館の映像は)勉強になるので、若手芸人にも見て欲しい」と話しました。

有名イラストレーターの作品に「クセがすごい」飛び出すも…

ここで今回のリニューアルにあたり、大阪を代表するイラストレーターの黒田征太郎氏が、“笑い”をテーマに特別に書き下ろしたこだわりの暖簾(のれん)がお披露目されます。

ノブが「資料館というと堅いイメージがあるけど、それを“クセがすごい”絵で表現しているのが……」とおなじみのギャグを入れますが、反応はイマイチ。大悟が「どんスベリ」とつぶやき、ゴエも「“クセがすごい”はパワーワードのはず」と困惑すると、ノブが「(“クセがすごい”は)今日死にました」と宣言し、笑いが起こります。

改めて吉村知事が「国内外の方、お子さんから年配の方まで、みなさんに楽しんでいただける施設として、大阪の上方演芸をどんどん発信していきたい」と力を込めます。最後はゴエの「ワッハ上方!」の掛け声で無事にくす玉を割り、イベントを締めくくりました。

大きく変わったワッハ上方!

今回のリニューアルでは常設展示の他に、企画展や撮影スポット、ワークショップ展開など体験型の展示を増設。
また外国語を話せる芸人が案内役を務め、国内外の観光客にも対応できるようになりました。
上方演芸の魅力が伝わる様々な展示などに使われる資料へなんと約7万点!
定期的に展示物の入れ替えが行われるほか、楽しい企画展も予定されています。
初回は『衣装展』として1920年から2020年までの一般の衣装と芸人の衣装を比較した展示が行われる予定です。

大阪の新・観光スポットに注目です!