俳優・高良健吾が4月20日(土)、那覇市のシネマパレットにて開催された『沖縄国際映画祭』の特別上映作品『多十郎殉愛記』の舞台挨拶に出席。中島監督と主題歌を担当した中孝介とともに、映画の見どころや撮影の舞台裏を明かしました。

『沖縄やくざ戦争』(1976年)や『新・極道の妻たち』(1991年)で知られる、巨匠・中島貞夫監督が20年ぶりに監督した本作。幕末を舞台に一人の男の生きざまと純愛が描かれた作品です。

「心臓に悪い」高良の本音がポロリ

「チャンバラ映画を作りたいとずっと思っていた。この映画は“想いの結晶”です」と作品への気持ちを打ち明けた監督。

一方、高良は「京都で時代劇を撮る、それも中島貞夫監督で。こんな経験ができたのは僕しかいない、本当に幸せな時間でした」と回顧し「時代劇をこれだけで終わらせず、また次に繋いでいきたい」と力強く語ります。

激しい殺陣がみどころの本作で、すさまじい剣さばきの連続を見せた高良。直前まで詳細を知らされず、当日に殺陣をあわせていくという中島監督の撮影スタイルに驚いたと言います。「あれは、心臓に悪かったです」と苦笑いの高良に会場が微笑みに包まれました。

監督が絶賛する高良の役者魂

撮影前の稽古では、斬る側の高良が自ら“斬られる側”に入りたいと申し出たそう。「殺陣は斬られる方が難しいもの。斬るだけじゃなく、斬られるタイミングなどを体得しようとするなんて、高良ちゃんわかっているなと思ったね」と大絶賛する監督に対し、恐縮しきりの高良でした。

中は映画主題歌の『Missing』について、「多十郎を思うおとよ(多部未華⼦)の心情を表している」としながらも、曲には「多十郎の思いも表している」と感じたことを明かしました。

最後に監督は、「チャンバラは命がけで戦うもの、そのなかにドラマがある」と一言。現場で作り上げていく殺陣の撮影で、先の見えないやり取りが「まさに命がけのようだった」と高良が話すと「命がけのチャンバラを楽しみながらも、そのなかのドラマをぜひたくさんの人に感じてもらえればうれしい」と監督が締めくくり舞台挨拶が終了しました。

映画『多十郎殉愛記』は、絶賛上映中です!

映画『多十郎殉愛記』

監督:中島貞夫
出演:高良健吾、多部未華子、木村了ほか
公式HP:http://tajurou.official-movie.com/
※絶賛ロードショー中!

島ぜんぶでおーきな祭 -第11回沖縄国際映画祭-

公式HP:https://oimf.jp/