お笑いコンビ・シャンプーハットのてつじが、自身の手がける『空き家活用プロデュース』の一環としてクラウドファンディングを始めました。プロデュースする空き家はなんと、てつじ自身が選んで購入した京都府綾部市の一軒家。賛同者を募って、この家を「人が集まる場所」にしようというのが、このプロジェクトです。

そこで今回は、プロデュースのきっかけや、購入した空き家でやってみたいことなど、プロジェクトの詳しい内容について、てつじ本人から話を聞きました!

社会問題になっている「空き家」の活用法を、みんなでアイデアを出し合いながら、楽しく考えようというのが、このプロジェクトの目的です。物件は、全国の空き家の調査・情報提供をしている空き家活用株式会社(本社:東京都港区、和田貴充社長)の協力で、今年9月にてつじが自費で購入。同社とは、てつじ自身もメンバーになっている吉本興業運営のコワーキングスペース「ラフアウト中津」(大阪市北区)で出会いました。

「目標金額30万円」に設定されたクラウドファンディング(以下クラファン)は、10月14日(水)の開始からすでに達成率400%を超え、関心の高さがうかがえます。

クラファンで応援してくれた人たちへのリターンには、掃除のお手伝い(1,000円)、ファンクラブ入会(2,000円)から、囲炉裏をつくるメンバーになって自由に使うことができる入会権(30,000円)や、この空き家プロジェクトにフルコミットする参加権(150,000円)など“ひとクセ”あるメニューがズラリ。仲がいいというタレントの武井壮本人に向けて、裏山で自由に修行できる権利(10,000円)というのも用意されています。

クラファンは「人を集めるツール」

――今回のプロジェクトをスタートさせた“きっかけ”を教えてください。

芸人なんで、もともと「面白いこと」や「人を集めてイベントする」のが好きなんです。その“ベクトル”に沿って、クラファンを使い、空き家問題に取り組んだのが今回のプロジェクトになります。

クラファンって、一般的には「お金を集めるための便利なシステム」という認識ですけど、僕は、「人を集めるツール」だと思っています。このツールを使って社会問題を「解決」するとか、そんな大それたことじゃなくて。空き家を「題材」にして、人を集めて、なにか面白い企画ができたらいいなと考えているんです。

――企画第1弾として「空き家購入」を決意した、その理由は?

クラファンを支援してくれる、どのサポーターにも根底にあるのが「人助け」の気持ちです。だけど、いくらいいアイデアでも、自分の身銭も切らず、知恵も出さず、汗もかかずに、「こんなんしたいんで、助けてもらえませんか〜!」言うたって、誰も助けてくれないと思うんですよ。

僕みたいに「空き家問題をなんとかしたい!」と言うて、クラファンを立ち上げるんだったら、自分が率先して空き家を買うべきやろって思ったんです。それから「この空き家で、みんなで一緒になんかせーへん?」って呼びかけるのがスジかなって。そんな僕に共感してくれた人たちと、みんなで一緒に知恵を出し合って、空き家をプロデュースしていくのが理想。

いま「サードプレイス」って言うて、家でも会社でもない、第3の居場所を必要とする人が増えているでしょ。京都・綾部の空き家を、プロジェクトに携わった人、“みんなのサードプレイス”にしていきたいですね。

なにかと縁が深い京都・綾部

――京都・綾部の空き家を購入したのは、なぜですか?

「ミント!」(MBS)という情報番組で「わざわざグルメ調査隊」というコーナーを担当していて、「なんでこんなところに?」と思うようなお店をわざわざ選んでロケに行くんですけど、店主さんにいろんな質問をぶつけて、理由を探っていく、そのやり取りが面白いコーナーなんです。

ある日のロケで、綾部のうどん屋さんに出会い、人柄に触れて、めちゃくちゃ好きになりまして。その後もプライベートで綾部に行くようになったり、うどん屋の女将さんが立ち上げたクラファンのお手伝いをしたり、どんどんご縁が深まっていきました。

僕は、日本酒を米から作るプロジェクトも立ち上げているんですが、そこで出会ったのが、空き家活用株式会社の和田社長でした。「一緒に空き家問題を解決しませんか」とお誘いを受けた時、空き活(空き家活用)をやるなら絶対に綾部で、と答えていましたね。綾部だったら、地域の人ともすっかり仲良くなっていたし、助けてくれる人もたくさんいてる状況でしたからね。おかげで、いまプロジェクトも順調に進んでいます!

――数ある物件の中から、どうやって1軒を選びましたか?

ふつう空き家を内覧する人って、そこで暮らす目的で見学されると思います。でも僕の目的は違って、みんなが集まれる場所、サードプレイス作りです。当然、内覧する際の、目線も違いますよね。移住が目的だったら、交通の便を考えたり、リフォーム済みの空き家を選んだりするでしょうが、プロジェクトに携わってくれたみんなと家づくりを楽しみたかったから、古すぎず、だけど手入れのされていない一軒に決めました。

武井壮は「強制的に協力」

――クラファンにはユニークなリターンが数々用意されていますが。

ぜんぶ気になるでしょ? とにかく1人でも多くの人に気軽に参加してほしいので、「解体」とか「草むしり」とか「お掃除」とか、楽しそうなリターンを一生懸命考えました。

このプロジェクトはお金集めじゃなくて人集めが目的なので、お金を出せば買えるような商品じゃなくて、ここでしか味わえない体験を提供したくて。みんなで一緒に何かを作り上げる、かかわる人たちの夢が膨らんでどんどん進化するような、そんな終わりのない物語をみんなと共有したいですね。

――タレントの武井壮さん専用のリターンもありましたね(笑)。

家の裏に山があるんですけどね、ただ単に「山があります」って紹介しても芸がないし。裏山にこもってトレーニングとか、武井くんらしい使い方ができる専用リターンを用意しました。そのほうが、面白いし、宣伝にもなるかな。武井くんとは仲良いんで、強制的に協力してもらうことにしました(笑)。

いろんな人にかかわってもらいたい!

――この綾部の家づくりが完成したら、何をしたいですか?

別企画で、米づくりから日本酒作りに挑戦しているんですけど、携わった人をご招待して試飲発表会を開催したいなとも思いますし、ワーケーションスペースにも使えるやろうし。僕の許可さえ取ってくれたら無料で貸し出しますんで、学生さんたちがここで農業やりながらリモートで大学の講義を受けるのもいいやろうし。

僕が一方的に決めて協力者を募るんじゃなくて、ここに集まった人たちが、みんなと一緒にこんなことやりたい! あんなことやりたい! って、その思いを形にしていってもらえたらと思います。

――最後にメッセージをお願いします。

それぞれ自分の人生を生きているわけですけど、いろんな人の人生とかかわれる機会ってそう多くないと思う。誰かと共通の思い出があるって素敵なことだし、多ければ多いほど幸せなことやと思います。そんな体験ができるのが、この綾部の家です。ここを中心にして始まる物語を一緒に作っていきませんか。

とにかく、この記事を読んだ方は、なんでもいいのでリターンを選んで買ってください! 1,000円がほしくて言うてるわけじゃないんです。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、いろんな人にこの家にかかわってもらって、「みんなの家」を作りたいだけ。

隣り合った人同士、気軽に声をかけあえて、繋がりを持てる。この家づくりにかかわったことがきっかけで、ご縁が芽生えて、仕事が増えたり、笑顔が増えたりね。そういう理想の場所づくりに参加してください。成功も失敗もないです、参加してもらえば分かります。人と人との輪、どんどん広げましょう!

クラウドファンディングサイト「SILKHAT」のページはこちらから。


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