小雨降りしきる夜、
1人の人気芸人が、大阪の夜の街に現れた。
この春、東京へ進出し飛ぶ鳥を落とす勢いのアインシュタイン稲田だ。
 


2019年吉本ブサイクランキングで1位に輝いた稲田だが、
心が男前だという事で若い女子を中心にモテている。

この日、久しぶりの大阪で美女との密会を計画していた稲田、
用心深い彼は、
記者の目をかく乱させる為に、
「いなだま」という稲田にそっくりのグッズを、
劇場の出口にばら撒き、
記者達が混乱している内に、
劇場を後にした。
まさに「顔捨てたろかな?」といったところだろうか。
 
本誌は稲田を見失ってしまったのだが、
ソライデーの記者の1人が、
傘をさしている「いなだま」を発見した。
不思議に思い近づいてみると稲田本人だったのだ。

本誌の情報によると
稲田は人目を避け細い路地で女子と待ち合わせの予定だったが、
路地が細過ぎて女子が稲田の事を見つけられず。
結局、女子は帰ってしまったようだ。

作戦が失敗に終わった稲田は少年のように
ペロっと舌を出した。
さながら、アインシュタインといったところだろうか。

数時間後、女子のスマホには、
「SUKKYA」の6文字だけが送られてきていた。

彼の恋が晴れるのは、
まだ先のようだ。

※これはフィクションです。


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