包括連携協定を結ぶ近畿大学(大阪府東大阪市)と吉本興業で、新たな取り組みが始まりました。近畿大の学生たちと吉本芸人が一緒になって、誰もが楽しめる新しい「スポーツ」を考案する共同プロジェクト。大学キャンパスで開かれた初めての共同作業では、お笑いコンビ・ミサイルマンの西代洋と、女と男のワダちゃん、市川の3人が学生たちとアイデアを出し合って、早くも奇想天外な面白スポーツが生まれました。

「井上小公造」も登場!?

近畿大学と吉本は、2016年に包括連携協定を結んで以来、これまでも“笑い”が健康に与える影響についての検証などでタッグを組んできました。今回は、こうした関係のなかで自然発生的に生まれたプロジェクトのひとつで、同大経営学部の橋本ゼミ(橋本剛幸准教授)との共同研究事業です。今後、ゼミの授業の一環として、ゼミ生たちが芸人と一緒になって“新しいスポーツ”のアイデアをまとめ上げていきます。

10月21日(水)に開かれた初めての共同作業では、西代が学生たちにこう呼びかけました。

「これは近畿大学の橋本ゼミの学生さんと、僕たちお笑い芸人で一緒に新しいスポーツを作っていこう、そしてそれをどこかで発表しよう、という取り組みです。おもしろくて、笑える、だけどもスポーツ要素は残しつつ、芸人だけでは作れない、学生だけでは作れない、そんな新スポーツをこれから一緒に作っていきましょう!」

続いて9人の学生たちが1人ずつ自己紹介。部活動に入っていればその内容、最近ハマッていること、それぞれが考えてきた新スポーツのアイデアなどを発表します。学生たちの提案に、ボケたりツッコミを入れたりして場を盛り上げていく芸人3人。学生たちもアイデアの“盗作”疑惑や思わぬ趣味が露呈するなど、笑いが絶えません。なかにはダンスを披露する学生もいて、個性豊かなメンバーがそろっているようです。

ここで、市川が“持ちネタ”である芸能リポーター・井上公造氏のモノマネ「井上小公造」に。芸能リポーターになりきって、ゼミの橋本准教授のマル秘ネタを暴露し、しっかり笑いをゲットします。

オリジナルスポーツは意外に面白い!

この共同研究の目的は、「笑ぅスポーツ」を一緒に作っていくこと。

「笑ぅスポーツ」とは、吉本がつくろうとしている、新しいスポーツの総称です。今回のプロジェクトでは、メンバーたちがそれぞれ考えた「笑ぅスポーツ」の競技を実際に体験しながら、改良していく作業になります。

この日もさっそく、新スポーツを発表し、検討する場となりました。

女と男の2人が考案したのは「ラグビー」と「メガネ」を合わせた新スポーツ、名付けて「メガビー」。ラグビーチーム・神戸製鋼コベルコスティーラーズの応援リーダーを務める2人ならではのアイデアです。実際、みんなでやってみることに。

「メガビー」はチーム戦です。前方が見えないように加工したメガネ=メガビーを装着した1人が、円形のコート内にイン。ほかのメンバーはコートのライン上に立ち、メガビーをつけたチームメイトに指示を出して、コート内に置かれたバランスボールに向かわせます。そして見事にボールを掴み、コート外にトライできたら勝利というルールです。

チャレンジした学生たちは、味方の指示に右往左往したり、ボールを一緒につかみあったり、前が見えない状況に悪戦苦闘。独走してトライを決める学生もいるなど、盛り上がりました。ゲーム後の感想は「おもしろい!」「またやりたい」と、なかなかの高評価。

次に、西代が作った新スポーツ「文章作ってランランラン!」に挑戦。これは「走る」ことと「言葉遊び」を絡めた競技です。

4人がチームとなって順番に走り、途中に置かれている用紙に書かれている「いつ・どこで・誰が・何をした」の4つのお題から、それぞれが担当するお題の答えを記入。そのあとゴールへ向かい、着順ごとに文章を並べて発表、どのチームがいちばん面白いかを競います。

チャレンジした学生たちは、こちらも「おもしろかった」と評価。2つのオリジナルスポーツを実際に体験したあとは、改善点などを話し合いました。

学生たちが考えた新スポーツとは?

続いて、学生たちが自分たちのアイデアを発表します。3班に分かれ、考えてきた新スポーツを順にプレゼン。

“ぐるぐるバット(バットを額に当ててぐるぐる回る)”のあとにキックベースをする提案をした班では、守備の人数やルール、対象年齢や危険性などについて話し合いました。別の班からは、大きな布の四隅を4人で広げて持ち、別の1人が投げたモノをその布でキャッチ、カゴに入れてポイントを競う、というアイデアが。

3班のうち唯一、“競技名”まで決まっていたのが「ミラーなんば予想走」。これは背中合わせの2人が、同じ側の手と脚を同時に出して走る“なんば走り”でスタートし、適当な位置でストップ。2人の走った距離が近いほど高得点というルールです。

ここで、西代の無茶ブリで「ミラーなんば予想走」のデモンストレーションを、橋本准教授ご夫婦でやってもらうことに。その様子に全員から笑いが起こりますが、実際にやってみることで「足音で相手の走った距離の予想がついてしまうのでは?」など、新たな発見もありました。

誰もが楽しめる新スポーツに期待!

話し合いはさらに続き、学生たちからはさまざまな意見が出ました。
「1人で考えるより何人かで考えたほうがいいものができる」
「いまあるスポーツの考え方を変えれば、もっと面白くなるのでは」
「ソーシャルディスタンスを取り入れることで新しいものができるかも」
個性豊かな学生たちに、ワダちゃんも「意見がすごい!」と脱帽の様子でした。

プロジェクトは、今後も4週に1回開催されます。次回は11月18日(水)。誰もが楽しめる新スポーツの誕生を目指して、西代は「みんなでひとつの形にしていきたい」と力を込めました。


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