今年も10月15日(木)から18日(日)までの4日間、映画、アート、笑いを集結させた『京都国際映画祭2020』を開催中。
今年は初のオンラインでの開催となっています。
最終日となる10月18日(日)、京都国際映画祭2020のプログラムで、映画『女たち』の出演者、スタッフが撮影秘話を明かす「女たちが語る『女たち』 特別トーク」がライブ配信で行われました。

映画『女たち』の出演者、スタッフが撮影秘話を明かすスペシャルトーク

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

2021年春に公開される映画『女たち』の撮影裏話やエピソードを語るこのプログラム、出演は、篠原ゆき子、倉科カナ、サヘル・ローズ、奥山和由(製作)、木谷真規(プロデューサー)、トウ・ヒョウ(ヘアメイク)、宇野智美(宣伝)。また、会場では実践女子大学の学生がその様子を見学し、最後には直接、質問をする機会もありました。

『京都国際映画祭2020』でメイキングドキュメンタリー『女優たち』を公開中の『女たち』。地方で暮らす女性2人にスポットを当て、彼女たちが生きている現場を生々しく描いた作品です。

父を亡くし、母の介護をしながら仕事も不安定、ロスジェネ世代の40歳独身という雨宮美咲役を演じる篠原ゆき子。『女優たち』には脚本から関わっていたと話します。撮影場所は群馬県富岡市で、「野外で倉科さんとシリアスなシーンを撮っている中、15分に1回、ハングライダーが飛んできて。なかなか心の整理ができませんでした(笑)」と、撮影の苦労話も明かしました。

役にはまると篠原は…

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

また、美咲役にはまり込んでいる篠原について、奥山は「ホテルで朝、おはようって声をかけてもそっけない感じで。大体1つのシーンの前後30分は役に入り込んでいました」と、その真剣な姿を振り返りました。篠原は「撮影前後は、急に夜空を見上げて泣いたりする自分が怖かったです。撮影期間中は『女たち』だけに集中できましたし、本づくりにも協力させていただいていたので、1年間くらい美咲について考えていたこともあって…」と撮影当時の心境を語りました。

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

異国からのヘルパー役を演じたのはサヘル・ローズ。奥山は「最初、中国の方という設定で、ヘアメイクのトウ・ヒョウさんのお友達が出る予定だったのですが、スケジュールの都合上キャンセルになって。そこで、サヘルさんがイラン出身ということで、ヘルパーはイランの方になりました」と解説しました。サヘルは「現場は空気も澄んでいて、地元の方々も温かくて、すごく支えられました。篠原さんは、撮影の途中まで一緒にお昼を食べていたんですけど、ある場面を撮影するタイミングで急に食べてくれなくなって(笑)」と語りました。これに対し篠原は「サヘルさんと距離を持たなきゃいけないと思ったんです(笑)」とはにかみながら答えていました。

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

美咲の親友・香織を演じたのは倉科カナ。倉科をキャスティングした理由にも迫りました。倉科が「私が奥山さんとお仕事したくて、偶然、奥山さんにお会いして…」と話し出すと、奥山は嬉しそうな笑みを浮かべます。

奥山は香織役を倉科に依頼したことを振り返り、それは一瞬の決断だったことを明かしました。また、台本を読んだ倉科は「香織という役柄は共感できるというか、自分の体を使って香織ちゃんを生んでみたいなという思いになりました」という理由から引き受けることに。その後、倉科は役柄に合うようにと髪をショートに切り、ワインを飲む場面では実際に飲むなど、体当たりで挑んでいったそうです。

感情をむき出しにする場面も多い本作。木谷真規プロデューサーが「内田伸輝監督からは、皆さんの心境を出してほしいという要望が多かった。それは信頼関係があるからこそ、できることだった」と回想すると、倉科も「わがままでいられる現場でした。スタッフの皆さんが支えてくださって、受け止めてくださるから、役柄でいやすかったです」と振り返りました。

ヘアメイクを担当したトウ・ヒョウは「なかなか日本で映画の撮影とかできないと思っていましたが、奥山さんと出会って、この映画があると聞いて。ここまでやってこられて感謝しかありません。楽しかったです」と話しました。

若い人へ

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

トークの最後には実践女子大学の学生からの質問を受け付けました。「私たちは今、二十歳ですが、コロナ禍もあって若い人の悩みが多いと思います。女優さんに若い人へのメッセージをください」というリクエストがあり、女優3人が応えました。

サヘルは「若い世代には頑張らなくていいんだよと伝えたい。この作品の美咲さんのように家庭内で起きていることを外に持ち出せないから、どんどん溜めてしまう。爆発してしまう前に、頑張らなくていいんだって思ってほしい。休みたい時に休んで、吐き出したい時は吐き出す。泣きたい時は泣けばいい。ある意味で、自分自身を素っ裸にしたらいいと思います」と切々と語りかけました。

篠原は「とにかく楽しんで、旅行とか行きまくって、恋愛とかしまくって、楽しんじゃってください!」とエールを送りました。

最後に倉科が「いろんなことに挑戦して、たくさん失敗した方がいい。私は今年33歳になりますが、年齢を重ねるにつれてどうしても失敗が怖くなります。だからこそ、20代の時は興味があるものに飛びついて、失敗して…」と話し、「30代、40代と輝くためにも、失敗を恐れずいろんなことに挑戦してほしい」と同じくエールを送りました。

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

コロナ禍という状況の中、なおかつ急な天候の変化などにも直面しながら、女優たちと、スタッフが心を一つにして2020年の夏に撮影した『女たち』。公開は来年春を予定しています。公開された折にはぜひ映画館でお楽しみください。

作品情報

『女たち』
2021年春公開
監督:内田伸輝
製作:奥山和由
出演:篠原ゆき子、倉科カナ、高畑淳子、サヘル・ローズ、筒井茄奈子、窪塚俊介


【関連記事】
【祝結婚】相席・山添が語る“交際中のケイの変化”
【独占取材】相席ケイに夫の愛情ダダ漏れ
【写真】村上ショージの“美人すぎる”娘
【独占】32キロ減・ブラマヨ小杉のダイエット法
【激変】3時のヒロイン、JK時代を公開
【Sponsored】河本らがガチ食べ比べ