今年も10月15日(木)から18日(日)までの4日間、映画、アート、笑いを集結させた『京都国際映画祭2020』を開催中。
今年はオンラインでの開催となっています。
スペシャルトーク企画では、10月15日(木)10:00から19日(月)12:00までの期間、京都国際映画祭名誉実行委員長の中島貞夫監督による『中島貞夫×千葉真一×照屋年之(ゴリ)のユンタク鼎談~沖縄と映画を語る~』、『【剣談】映画監督 中島貞夫×殺陣師 菅原俊夫』が配信されています!

時代を股にかけてきた映画人の語り

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン


島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭連携プログラム『中島貞夫×千葉真一×照屋年之(ゴリ)のユンタク鼎談~沖縄と映画を語る~』では、昭和から平成、令和と時代を股にかけて映画界の第一線で活躍してきた中島監督と俳優の千葉真一、そして映画監督として目覚ましい活躍を見せるゴリこと照屋年之監督の3人が、それぞれの魅力や想いを語り合います。

中島監督はまず、傑作ドキュメンタリー『にっぽん’69 セックス猟奇地帯』を、まだアメリカによる占領統治時代の沖縄で撮影した経緯を明かしました。「タイトルはちょっとえげつないですが、僕は“にっぽん69”というサブタイトルを付けて、性風俗だけじゃなく、1969 年当時の日本の若者の文化の広がり、そのベースは一体何なのかを狙いたかった。当時の沖縄はどういう状態なのか、僕らにとって沖縄はどういう形で存在しているのかを撮ってみたかったんです」と回想。

千葉真一と中島監督の絆

その後に中島監督が手がけた映画『沖縄やくざ戦争』で、伝説のやくざと呼ばれる国頭正剛役を熱演したのが千葉真一。以前から、沖縄の人々にシンパシーを感じていたという千葉は「国頭正剛という役にすぐ入れた。けれど、実は中島監督だから入れたんです。僕は、中島監督と出会ったから役者人生が変わった」と中島監督との絆を語ります。

『沖縄やくざ戦争』で国頭正剛役にすんなり馴染めた理由を「僕が沖縄を深く理解していたのと、『沖縄やくざ戦争』は脚本が素晴らしかったから。
それで、国頭という男にいろんなことを詰め込んでみたんです」と千葉さん。これを受けて中島監督は、当時の沖縄の様子を「混乱の中で生きるにはどうすればいいかという、男の生き方の出発点がある。それをヤクザ戦争でやってみようというのがテーマでした」と明かしました。

さらに『沖縄やくざ戦争』が、様々な事情から実は沖縄ではなく京都で撮影されたと知った照屋監督は「沖縄にしか見えない!」と驚きを隠せない様子。

ゴリ、映画監督としての表情

そして、照屋監督が日本映画監督協会新人賞を受賞した映画『洗骨』の話題に。
沖縄県の離島・粟国島に今も残る風習「洗骨」をテーマにしたこの作品を、中島監督、千葉さんとも絶賛。
照屋監督は、『洗骨』を撮ろうと動き出した意外ないきさつを明かし、さらに監督としての苦労なども語ります。

また、中島監督からの貴重なアドバイスをもらい、照屋監督の目が輝く一幕も。

殺陣師 菅原との剣談

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

続いて、『【剣談】映画監督 中島貞夫×殺陣師 菅原俊夫』では、中島監督と日本アカデミー賞第36回協会特別賞受賞の菅原俊夫さんという京都の映画界の重鎮が、チャンバラの今、そして未来を語り合います。
まずは、菅原さんの殺陣師としてのデビュー作『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』の思い出話に花が咲きます。

日本、香港、タイ、韓国の合作で、国際スケールのアクション大作となったこの映画の撮影について、中島監督が「これが大変な仕事だった」と振り返り、「だから、以後どんな仕事でも彼に頼んだらやってもらえる」と話します。
これに対し、菅原さんは「すごくいい経験をさせてもらった」と笑顔を見せ、「各国で、それぞれの映画のアクションを、それぞれの俳優が持っているわけじゃないですか。日本の殺陣だけじゃなく、東南アジアの方だとまた全然違いますから、あの作品を最初にやらせてもらえたのは僕にとって、とんでもなくうれしいことでした」と感謝の意を示します。

中島監督は「それぞれの国のアクションと日本のアクション。それに、それぞれが長年映画にたずさわりながら獲得した見せ方があります。それを総合した上で主役を立てないといけないし、まぁ大変な苦労をさせてしまった、という思いがあるんです」と回顧しました。

日本のチャンバラの真髄

さらに話題は日本のチャンバラに。これまで数々の時代劇映画を手がけ、チャンバラに対する熱い想いがある中島監督は、「単なる形じゃなく、相対する人間同士の中に、人間関係の何かがないと、なかなか本式のチャンバラはできない。でも、単なる形じゃないんだよ、と口で言うとは簡単だけど……」と語ります。

これを受けて菅原さんも「斬った人のほうが斬られた人よりも痛い、というのをなんとなく感じています」と話し、「斬られた人はもちろん痛いに決まっているんですが、斬った人が去る時に、勝ったぞ、というふうに去るのか、あるいは涙を流すのか。大事なのは勝負がついた後。正面では勝ち誇った顔をしていても、カメラが背後に回ったらなんとなく泣いてるんじゃないか、という……。それが時代劇のよさのひとつじゃないかなと思うんです」との考えを示し、中島監督も「僕の考え方に近いと思う」と共感します。

次世代へ繋ぐ、映画界の課題

また、チャンバラの中に込められた精神性についても話が及び、中島監督は「アクションの中でもチャンバラは他と違う。激しさや命のやり取りの切迫感に加えて、精神性みたいなものがどこまで入り込んでくるのか。今はそういうものが失われている気がして」と懸念を示します。
その上で「京都で映画を作り続けてきた方々がやってきた、本当の意味でのチャンバラをどうやって残していけばいいのか。それが僕らに課せられているような気がして。だから京都国際映画祭ではチャンバラをひとつの特徴として残していってもらいたい」と語ります。

それだけに、これからのチャンバラを担う俳優の登場を熱望している様子で、「素質、意欲を持った俳優さんがどう育ってくれるか。高良健吾くんはそういう意味で、チャンバラのおもしろさを体得しようとがんばってくれた」と、映画『多十郎殉愛記』で主演を務めた高良健吾さんの名前を挙げ、「高良じゃないとこれはできない、という立ち回りをやってほしいな、という。そういう機会があればいいんだけどね」と期待を寄せました。

菅原さんも「彼はようやりました。もっと高良さんに第一線でやってもらえるとありがたいです。時代劇がよみがえる」とも。本物のチャンバラをいかに未来へ残すか、そしてチャンバラを体得する俳優をどう育てていくかという課題を語り合いました。

時代を股にかけて映画を創ってきた“熱き男たちの語り”をぜひこの機会にご覧ください!

今年で7回目の開催となる『京都国際映画祭2020』は10月15日~18日までの4日間開催。
映画、アート、笑いの三要素が集結する同映画祭。公式サイトでは情報を公開中!
こちらからチェックしてみて下さいね。

配信概要

島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭連携プログラム
中島貞夫×千葉真一×照屋年之(ゴリ)のユンタク鼎談~沖縄と映画を語る~

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

視聴期間:10/15(木)10:00~19(月)12:00
キャスト:中島貞夫、千葉真一、照屋年之(ゴリ)
視聴はこちらから!

【剣談】映画監督 中島貞夫×殺陣師 菅原俊夫

©京都国際映画祭
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

視聴期間:10/15(木)10:00~19(月)12:00
キャスト:中島貞夫、菅原俊夫
視聴はこちらから!


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