2012年から2013年にかけて開催されたお笑いコンビ「矢野・兵動」の兵動大樹によるトークライブ『兵動大樹に足りない13のパーツ』。この伝説的なイベントが、京都のよしもと祇園花月で復活しました。その名も『兵動大樹に足りないパーツ』。YouTuberのカジサックこと、キングコング・梶原雄太をゲストに迎え、YouTubeの取り組み方から気になる収入まで、根掘り葉掘り聞きました。

過去には、ミュージシャンの鈴木雅之さんや南海キャンディーズ・山里亮太など、多彩なゲストが登場したこのイベント。9月26日(土)に開かれた復活イベントでは、ゲストのキングコング・梶原と「発信力」についてトークを繰り広げました。

「テレビのひな壇が苦手だった」

イベントは兵動の1人しゃべりから始まります。

「大丈夫ですか? 緊張してません?」

会場にそう呼びかけながら、自身は緊張していると明かして笑いを取ります。このコロナ禍でなかなかネタがないとボヤく兵動。それでも、ひとしきり爆笑トークで会場を沸かせたあとに、ゲストの梶原、すなわちYouTuber・カジサックの登場です。

舞台に出てくるなり、やはり「めちゃくちゃ緊張してる」と話すカジサックですが、「NGなしでなんでもOK」とトークがスタート!

今回のテーマは「発信力」。自身のYouTubeチャンネルは「ぜんぜん更新してない」という兵動ですが、「始めたきっかけはカジサックだった」とのこと。逆に本人に「なぜ始めようと思ったのか」と質問します。

これに「テレビのひな壇とMCというスタイルが苦手だった」と答えるカジサックは、テレビ番組での人気YouTuberたちとの出会いから、1年ほど戦略を練ってスタートさせたことなどを説明しました。

カジサックのYouTube論炸裂!

ここで兵動が、ネガティブなコメントが書き込まれると「4日くらい落ち込む」という悩みを打ち明けます。カジサックは、キングコングで若いころから叩かれてきたから慣れたと言いながら、始めた当初に3万8,000ものバッド評価がついたときも「そうなることがわかっていた、それをグッドにする自信があった」と強弁します。

さらに、「何がいちばん大変?」と尋ねる兵動に対し、「体力的にはしんどい」としながら、こう言って笑顔を見せます。

「テレビに出ていたときには無理をしていた、カッコを付けていた。それがYouTubeでは小中高校生に戻れる、本当の梶原雄太を出せる。だからしんどく感じない」

そして兵動に、バッド評価にもちゃんと向き合うべきだとアドバイス。

「テレビはクレームが直接来ない、YouTubeはそこにしっかり向き合える。(自分は)おもろないという意見にも“いいねボタン”を押している」

カジサックの月収はいったい……?

その後も「コメントはしっかり返すこと」、「サムネイル(動画の内容が一目でわかる縮小画像)が大事」など、“先輩YouTuber”として成功ポイントを的確に伝えるカジサック。「キラーコンテンツを1つ作った方がいい、それが兵動さんはおしゃべり」と断言しました。

ラスト1個だけ、と兵動が聞いた質問は、「おカネってなんぼもうてんの?」。会場からは拍手が湧きます。

「むちゃくちゃ稼いでます!」と言うカジサックは、「初めて言うけど、稼ごうと思えば倍以上稼げる。でも、物欲があんまりない」と告白するのでした。

予定時間を大幅にオーバーしたトークに、兵動は「むちゃくちゃ勉強なった」と満足げな様子。最後に「最高のライブになりました、11月ごろにまた」と次回予告して、復活イベントは終了しました。

イベント復活に「ビビってた」

イベントを終えた兵動に、話を聞きました。

――久しぶりに『足りないパーツ』をやった感想は?

以前は100人ちょっとのところでやらせていただいてたので、(コロナ禍で)お客さんがマックスで入れない状態としても祇園花月という大きな空間でやるっていう緊張感はありました。でも、お客さんが徐々に盛り上げてくれて、楽しくやれました。

――イベント復活に至ったきっかけを教えてください

『おしゃべり大好き』っていうライブもやってるんですけど、7月にお客さんなしで生配信したんです。ただ、僕のなかでライフワークというか、大きな軸のイベントなんで、それを毎回するっていうのはなかなかできない。

あと、芸人としては後輩でも、人間としては先輩ちゃうかっていう考え方の人もいっぱいいる。自分も50歳になって、改めてそういう人たちに教えてほしいというのもあって……。それと、最初に『足りないパーツ』を立ち上げたときの元マネージャーが、やりましょうって言うてくれたというのもあって、(そうしたことが合わさって)復活したって感じですかね。

とはいえ、果たしてお客さんに来ていただけるかなって、ちょっとビビってたところもあります。この時期にお客さんに足を運んでいただけるのか、という心配もあったし。でも、元マネージャーがけっこう強気で、「やりましょうよ、お客さん入れて」と引っ張られて。僕に足りないパーツを持っとるから。いらんパーツもつけてくるけど(笑)。でも始めはちょっとビビりました、できんのかなって。

カジサックが気合い入れてくれた

――カジサックさんをゲストにした理由は?

僕はYouTubeをいろんな方に見ていただいて、地方に行ったときに1人でも多くの人に舞台へ来てもらえたら、と思って始めたのに、本当はYouTubeが何かすらよくわかってない。見よう見まねでやってた。

そのわりに「YouTubeナメてますね」みたいなコメントが来たら、すぐ心折れて「もうでけへんのちゃうか」と思ってしまう世代でもあるし。だから僕が何もわからないところでがんばってるカジサックっていう人の話を聞いてみたかった。

そしてこのコロナ禍で、僕のYouTubeをきっかけにして50歳より上の方がネットを見る機会が増えたらエエなぁと思ってるので、こういうことですっていうのを教えてもらうのにいいかな、と。本当に、カジサックが気合い入れてくれてよかったです。

――今回のライブで、いちばん「へーッ!」と思ったところは?

やっぱり、イヤなコメントも応援のひとつ、反応してくれてるっていうこと。だからそれに対しても、いいねマークっていうんですかね、それをつけるというところに「へーッ!」ってなりました。カジサックも言うてましたけど、ちょっとした耳の痛いことは応援してくれてることなんやって思えたことが「へーッ!」て、むちゃくちゃ気持ちよかったです。

もうじっとしてる場合じゃない

――今後、YouTubeなどで挑戦したいことはありますか?

コロナはむちゃくちゃイヤなものですけど、「いるもん」「いらんもん」がまあまあ整理できたところもあって。それで、もうじっとしてる場合じゃないというか、動き出す時期になってきた、と。若い子みたいにうまくできへんかったとしても、やるっていうことですね。YouTubeも動いていけたらなって思ってます。でも、カジサックみたいな速度では無理なんで、自分なりの速度ですが、それをちょっと上げていかなあかんなって。

――『足りないパーツ』の今後は?

一応、次は11月ごろにできたらいいなぁって思ってるんですけど。基本は若い人をゲストにしようって考えてますね。

そうこう言っている間に、次回の『兵動大樹に足りないパーツ』は、11月29日(日)に京都・よしもと祇園花月で開かれることが決まりました。注目のゲストは「お楽しみ」ということです。

公演概要

『兵動大樹に足りないパーツ』
日程:11月29日(日)
出演:兵動大樹
ゲスト:お楽しみ
場所:よしもと祇園花月
時間:開場17:15 開演18:30
チケット:前売2,000円 当日2,500円 配信1,500円
チケットよしもとはこちらから。
オンラインチケットよしもとはこちらから。


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