芸歴7年目以下の若手芸人がランキング戦でしのぎを削る「神保町よしもと漫才劇場」で、ランク最上位を決める『グランドバトル』が開催され、人気急上昇中のぼる塾(きりやはるか、あんり、田辺智加)が1位となりました。
今回は、晴れて“劇場の顔”となったぼる塾の3人のインタビューをお送りします。

ぼる塾が最上位の「花」に!

今年1月にオープンした神保町よしもと漫才劇場では、芸人たちが「S」「A」「B」「C」の4クラスのピラミッドに振り分られていましたが、この10月からランキングシステムが整理され、「花」「鳥」「風」「月」の4クラスに改められました。

その最上位の「花」の座に、これまでの『グランドバトル』を制してきた令和ロマン、ネイチャーバーガー、9番街レトロの3組に加え、今回、ぼる塾が勝ち上がりました。この4組は“劇場の顔”として、今後、ソロライブや企画ライブなどを開催して劇場を盛り上げていきます。

ぼる塾が勝利した9月26日(土)の『グランドバトル』では、決勝に残った8組による白熱したネタ合戦が繰り広げられました。

3位になったのは、『キングオブコント2020』準決勝に進んだオフローズ。100回クイズをフックにまさかの展開へ発展してしまう……というコントで会場を沸かせました。

2位は、“たとえツッコミ”を許さない2人の舌戦が光る漫才を見せたナイチンゲールダンス。

そして、カツ丼を食べたと話す田辺にあんりが「じゃあ、私は親子丼を」と告げて微笑み合うツカミから漫才を繰り広げた、1位のぼる塾。

結果発表の瞬間、きりやは「やったー!」と言いながらガッツポーズ。楽屋から舞台へ走ってきたあんりと田辺は、息を切らしながら喜びを分かち合いました。

「花」は田辺にぴったり

勝利を決めたぼる塾に、「花」入りを果たした心境、今後やってみたいことなど語ってもらいました。

――1位獲得おめでとうございます。「花」に選ばれた感想を聞かせてください。

あんり 嬉しいですね。“花”っていうワードが、まさに田辺さんにぴったり。

きりやはるか(以下、きりや) 花でしかないもんね? 田辺さんって。

田辺智加(以下、田辺) まぁね~!

――4回目の「グランドバトル」挑戦でした。

あんり そうですね。前回からバトル数が増えたことで、勝負強いネタ1本だけじゃ上がれないんだとか悩んだこともあったんですけど、滑り込みでなんとか入れてよかったです。

田辺 私、名前を呼ばれた時、「あらっ!」しか言えなかった。

きりや 前回3位だったこともあって、3位にオフローズの名前が呼ばれた時、えっ、うちらじゃないんだと思ったというか。

田辺 その気持ちわかるっ! 1位で呼ばれたいけど、(名前を呼ばれないほうが怖いから)2位か3位で名前を呼ばれたいっていう複雑な気持ちになるんだよね。

きりや そうなんです。だから1位で名前を呼ばれた瞬間、そわそわして「やったー!」って声が出ちゃいました。

あんり ライブが終わって楽屋に戻ったら、全員がおめでとうって言ってくれて。いままで3回とも声をかける立場だったんですけど、初めて言われてすごく嬉しかった。そこで初めて、あぁ、1位になれたんだって実感できたような気がします。やっぱり劇場の看板になるのは、1年目からの夢ですから。

田辺 バトルライブで勝ち上がるってすごく難しいもんね? けど、1位になったから堂々と胸を張りたい!

きりや 私たちで革命をつくっていこう!

あんり ……革命をつくる!? 革命は起こすもんだけどね。

「ぼる塾」で気が楽になったし楽しくなった

――「しんぼる」と「猫塾」という別々のコンビが、お互いに行き詰まりを感じていたときに結成したということですが、そこから劇場の頂点に立つことになりました。

あんり コンビのままでは叶わなかったと思います。4人になって気が楽になりましたし、楽しくなったんです。猫塾さんと組んでいただけなかったら、私は芸人を辞めようと思っていたのでおふたりは救世主です。

きりや 本当にそうですね。

田辺 私も(相方の酒寄希望が産休に入ってしまったたことで)いつまで1人でやるんだろうって不安もありつつ、マイペースに酒寄さんと楽しくできればいいやっていう気持ちでピン芸人をやってたので、まさか劇場のトップを目指して、しかも実現できるなんて思ってなかった。

あんり 作家さんや先輩に「一緒にやってみれば?」と言ってもらったことがきっかけで、猫塾さんと組むことになったので、まわりに支えられているな、と。そもそも、自分たちの何が面白いのかがわかってなくて、まわりの人に気づかされた4人なんですよ。

――気づかされたところを具体的に言うと?

あんり 私なんて芸人になるまで先輩に噛みつくなんてやったことがなくて。口が悪いことも隠してたんですけど、そこが面白いって先輩芸人さんが言ってくださって。自分の武器をわからずに続けていたら、いまみたいにお笑いを楽しめてなかったと思います。

きりや 私も本当はポンコツなんですけど(笑)、2人のキャラが際立ってるからこそ、私はしっかりしてないといけないのかなって思った時期もあったんです。けど、いろんな人が「そのままでいいんじゃない?」と言ってくれたおかげでラクになれました。しんぼるの時も、器用でいなきゃいけないってどこかで思ってたんです。

あんり たしかにコンビの時、はるちゃんにちゃんとボケてほしいとか、ちゃんとやってとか言っちゃってたと思う。

きりや けど、ぼる塾になって、あんりも田辺さんも「そのままでいいよ」って。あと、あんりが「あんたは楽しんでる時がいちばんおもしろいよ」と言ってくれて、私ってそうなんだって気づくことができたんです。

田辺 今日も楽しんでたから1位になれたんだよ、きっと。楽屋でも1人、大騒ぎしてたんですよ(笑)。座ってる私の膝の上に乗ってきて、相手にしなかったらあんりのところに行って。

あんり 私、平手で吹っ飛ばしちゃった(笑)。

田辺 そしたら、また私のほうに来てね? 私も2人と組んで、思い詰めることがなくなったよ。昔は36歳だし……とか考え込んじゃったりしてたけど、酒寄さんも含めて3人が私のことを否定しないし、若い2人と組んだことで自分まで若くいられる気がしてる。

あんり 田辺さん、いちばん元気でいちばん食欲ありますもんね? 私とはるちゃんは夏バテ気味で、申し訳ないんですけどお弁当を残す日もあったんですけど、田辺さんはどのお弁当も完食してました。

田辺 あはは! 持って帰ってたしね? ぼる塾になって明るくいられてます。

ラニーノーズとライブやりたい!

――念願の「花」になったことで、やってみたい企画ライブや主催ライブはありますか?

きりや トークライブはやってみたい!

あんり 酒寄さんとリモートで4人のトークライブはたしかにやりたいですね。

あと、Twitterとかで私たちの似顔絵をよく見かけるので、みなさんが描いてくれたものを集めてオープニングVTRにできたら超大作ができるんじゃないかなって思ってます。あと……コントライブもやりたいですね。男性ブランコさんとかゲストに来ていただいて。

田辺 好きなことができるなら、私、大好きだけどまだ一緒にライブをやったことがない人がいるの! ラニーノーズ!

あんり ラニーノーズさんからNG出てませんでしたっけ? 大宮であったラニーノーズさんのライブに呼ばれてもないのに行って、しかも出演して。

田辺 あの時は、2人が出てって言ってくれたから出たの! あと、せっかく劇場が神保町にあるんだから、街も活性化させたい。神保町は本の街でもあるけど食の街でもあるじゃない? 私の食への説得力ってハンパないって思うから。

あんり たしかにハンパない!

きりや 『ぼる塾の神保町グルメ旅』っていうライブタイトルでね?

田辺 そうそう。これ、私たちのやる企画ライブっぽいよね!

――今後、注目してほしいところはありますか?

あんり 3人の個性を出せるネタを作ろうと頑張ってるんですけど、はるちゃんの個性はまだ隠されていると思ってるんです。ネタではしっかり喋る役なんですけど、実はいちばんヤバくて。

田辺 いっちばんヤバい!!!

きりや えっ、そうかなぁ?

あんり 武器でたとえたら、私と田辺さんは1対1でしか戦えないけど、はるちゃんは1回の攻撃で2000人くらいにダメージを与えられるくらいの殺傷能力があるから。いま、それを投げ込んでみてどうなるかは、私たちもわからないんです。けど、威力があることはわかっているので、その個性もいかしていけたらいいですね。


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