日本全国の地域に住んで、地元を盛り上げる活動をしている吉本興業の「住みます芸人」。香川県の住みます芸人である梶剛(かじ つよし)が発起人となって、地域の魅力を発信する多目的スペース『かじ笑店』が9月11日(金)、高松市にある常磐町商店街にオープンしました。無料お笑いライブやイベントで商店街を盛り上げようというこの企画。同日開かれた会見には、梶と親交が深いお笑いコンビ・NON STYLEの石田明も駆けつけて、その思いや開設までの経緯が“笑い”たっぷりに語られました。

毎週金曜に「無料」お笑いライブ

梶が支配人となって運営を切り盛りする『かじ笑店』は、毎週金曜日にゲスト芸人とともに無料お笑いライブを開催するほか、イベントやワークショップ、展示会など県内の人たちも自由に活用できるスペースです。

会見で梶は、こう力を込めました。

「96万人の県民全員に“チームかじ笑店”のメンバーになっていただくのが目標。地方でも夢は叶えられる、ということをここから発信していけたら」

今回の取り組みは、吉本興業が、バングラディシュのグラミン銀行創始者でノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士と進めてきた「ソーシャルビジネス」の一環です。ビジネスとして持続的に収益を上げながら社会課題を解決する……。その考え方を、吉本興業が全国の住みます芸人とともに取り組んでいる『47都道府県よしもと住みますプロジェクト』と連動させながら、地域で実現しようという試みです。

「香川県を一つにまとめたい」

『かじ笑店』は、梶の「香川県を一つにまとめたい」という強い思いから実現しました。

2012年に香川県住みます芸人として就任以来、「香川県を元気にする」をモットーに地域のメディアやイベントに出演するほか、自ら企画する年1回の『かじ祭り』を4年にわたって開催。そのなかで、こんな気持ちが芽生えてきたと言います。

「いろんなしがらみを取っ払って、香川県に住んでいる人みんなが香川を好きになっていただければ、地方が盛り上がっていくのでは」

『かじ笑店』は、「香川県を盛り上げたい」という人たちがアイデアを持ち寄り、みんなで香川県の魅力を発信できる情報プラットフォームです。そして、県内に魅力ある施設・文化を増やすことで、多くの人が住み続けられる、住み続けたくなる街にしていきたい、と考えています。

梶は、その熱い思いをこう語りました。

「いままで『地方だから』という言葉に続くのは、『できない』『無理だ』といったマイナスのイメージだったが、逆に“地方だからできる”ということをやっていきたい。都会に負けないものをどんどん作っていきたい」

梶はノンスタ石田の「専属うどんコーディネーター」!?

一方、ゲストとして登壇した石田は、まるで結婚披露宴のスピーチのように梶の芸歴を振り返り、会場を盛り上げました。

「僕の“専属うどんコーディネーター”としての活躍が認められ、このたび『うどん笑店』が……」と終始ボケ倒しで、梶を慌てさせます。そんな仲のよさが垣間見えるやりとりで沸かせつつ、「僕も一緒に香川を盛り上げていければ」と全面協力を誓っていました。

今後のスケジュールは続々決定しています。

毎週金曜日のお笑いライブは、「商店街を歩いていて、見たい人がぶらっと入れるようにしたい」という思いから入場無料に。出演芸人は若手中心ですが、「テレビで見かけなくてもこんなにおもしろい芸人がいる、というのを香川の皆さんにも生で触れてもらえるように」と言います。9月18日(金)に出演するエジソンのたかぎ(高松市出身)など、香川県にゆかりのある芸人も登場する予定です。

「月イチぐらいで来てもらっていいですか」と会見で梶から出演オファーされた石田も、「(コンビで)20年やっているので“若手”に入らないが、ピン芸人としてはまだ歴が浅いので、ピン芸人としてなら……」と快諾!?

「正月に芸能人がこぞってハワイに行くところ、僕は小豆島でしっぽりする」というほど頻繁に香川県を訪れている石田だけに、「その時、ついでに……」という言葉どおりに実現するかもしれません。

「ふんどし」から「のれん」に

『かじ笑店』は、地元の人たちの協力で成り立っています。ロゴマークは、地元のブランディング会社「人生は上々だ」代表のデザイナー、村上モリローさんが手がけました。「かじ祭り」で梶が身に着ける“公式ユニフォーム”のふんどしを、ここでは“みんなの気持ちが集まる場所”としてのれん型にアレンジするなど、こだわりがぎっしりつまった力作です。

『かじ笑店』がある常磐町商店街振興組合代表理事の野沢道雄さんからは、「(常磐町商店街は)もともと芝居小屋、映画館がたくさんあり、庶民の娯楽の街だったので、『かじ笑店』にぴったり」と応援メッセージが。

吉本興業ホールディングス専務取締役(エリア事業担当)で、よしもとの地域事業を統括する泉正隆・よしもとエリアアクション社長からも、「梶剛が地元・香川への恩返しとして、“もっと香川県を盛り上げたい”という思いを形にしたのが『かじ笑店』。その思いを最大限サポートしたい」とエールが送られました。

施設概要

かじ笑店

住所:香川県高松市常磐町1丁目5−3 春日ビル

情報は随時、公式ツイッターYouTubeチャンネルで発信予定です。

スケジュール

<お笑いライブ>

いずれも開場18:15/開演18:30/料金:無料

 9月11日(金)

出演:梶剛、丸亀じゃんご

9月18日(金)

出演:梶剛、エジソン

9月25日(金)

出演:梶剛、クラシコ

10月2日(金)

出演:梶剛、江西あきよし

10月9日(金)

出演:梶剛、ポップマン

10月16日(金)

出演:梶剛、相乗効果

10月23日(金)

出演:梶剛、丸亀じゃんご

10月30日(金)

出演:梶剛、鉄人小町

 

<展示・ワークショップ>

いずれも13:00〜19:00、土・日・祝10:00〜17:00/入場料:無料

 9/11(金)~9/25(金)瀬ト内工芸ズ。 『源内甲子園』 キャッチコピー応募作品展示会

香川県内の学生によるキャッチコピー選手権「源内甲子園」過去作品の展示会。

10/18(日)~10/31(土)梶剛presents 『KAJI芸術祭』 香川県作品展示会

梶剛が考える「香川県内で頑張る才能を応援したい」気持ちを、3年に1回開催される瀬戸内国際芸術祭に(勝手に)ちなんだイベントとして実施。主に県内の学生や子どもたちなど若き才能を応援、育てていくための展示会。

11/16(月)~11/29(日)梶剛presents 『芸人絵画展示会』

梶剛の仲間が大集合して本気(ガチ)の絵画作品を展示。ネゴシックスを代表とするアート芸人作品の展示会。

12/7(月)~12/13(日) お片付けの遊び場。『xchange捨てるにはもったいないモノ交換会』

家にある「使ってないけど捨てられない、誰かに使ってほしい」モノをみんなで持ち寄り、みんなで持って帰ることで、モノを捨てずに活かすことでゴミを減らし、片付けも進んで生活の質を上げることができる、誰もが参加できる「SDGs活動」。

12/19(土)~12/25(金)Kuu工房『Glitter Marche in かじ笑店』

ハンドメイド作家たちのイチ押し作品を集めた「雑貨屋」と「日替わりワークショップ」。雑貨屋ブースではハンドメイドアクセサリーやバッグ、マスクといった布小物などが並び、ワークショップブースではリラクゼーション、占い、工作など毎日数店舗が入れ替わって飽きない内容。

※予定は変更になる可能性があります。

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