南海キャンディーズ・しずちゃん(山崎静代)が、国内アマチュアを統括する日本ボクシング連盟の女子強化委員・女子普及委員に就任。9月2日(火)に行われた記者会見に出席しました。かつて選手として活躍した経験を生かし、女子ボクシングの普及に努めます。

テレビドラマ『乙女のパンチ』(NHK・2008年放送)出演をきっかけに、本格的にボクシングに取り組み始めたしずちゃん。その後ライセンスを取得し、2011年に台湾で公式戦デビュー。ロンドン五輪(2012年)や、リオデジャネイロ五輪(2016年)を目指した経験を持ちます。2015年に引退しましたが、延期されている東京五輪を前に、女子ボクシングの知名度向上などのために委員就任の要請を受けていました。

ボクシングがなければ今の自分はない

今回の就任要請の経緯について同連盟・菊池浩吉副会長は、こう明かします。

「引退されてからも関係者と親交が続いていまして、その中で、アマチュアボクシングに興味を持っていらっしゃることを耳にしました。山崎さんの知名度を考えたときに、アマチュアボクシング界では非常に必要な存在だと理解しまして、就任を依頼させていただきました」

一方、しずちゃんは要請を受けた理由を、こう語りました。

「依頼してくださってうれしかったです。決めた理由として、私は芸能界でお仕事やらせていただきながら、ボクシングに真剣に取り組んでいました。自分の人生において必要な経験をさせてもらったので、“(ボクシングに)恩返ししたい”という気持ちで引き受けさせていただきました」

出典: (一社)日本ボクシング連盟 提供

そして、自身がオリンピックを目指していたころについて振り返った際には、「いまの自分じゃできないと思うくらい、よくやっていたなと思います」とポツリ。ボクシング経験ゼロからオリンピックを目指すという“無謀な挑戦”を、トレーナーの故・梅津正彦さんと二人三脚で取り組んできたことを思い出します。

「梅津さんがケツを叩いてくださいましたし、これは芸人の仕事で言わないといけないことだと思うんですけど、(ボクシングは)自分の人生で胸張って頑張ったって言える経験ができました」

山ちゃんには「伝えていません」

一方で今回、委員に就任したことを相方の山里亮太に伝えたのか問われると、「じつは伝えていないんですよ」とニヤリ。数日前に一緒に仕事をしたものの、その際にも言っておらず、「山ちゃんに自分の仕事の話をしないので、(報告するのであれば)『やらせてもらえることになりました』って……。でも、たぶん言わないと思います」と笑顔で切り捨てました。

今後の具体的な普及活動については、イベント出演やボクシング教室など、これから話し合いで決めていくとのこと。もともと芸能活動をする中で「ボクシング」は切っても切り離せない経験だけに、「漫才のネタでボクシングを使うことが多いし、山ちゃんを殴ったりすることもあるので、そういうものは引き続きやっていけたら」と笑わせます。

さらに、「それがボクシングの普及になるのか分からないですけど、山ちゃんを殴ることで(ボクシングの面白さが)伝えられたらと思います」と笑いを交えつつ、しずちゃん流のアピール方法で活動をしていくことを“宣言”しました。

出典: (一社)日本ボクシング連盟 提供

来年の東京五輪には、フライ級の並木月海とフェザー級の入江聖奈が日本の女子初の出場を決めています。すでに五輪本番に向けて合宿にまい進する現役選手に対して、しずちゃんは「やっぱりメダルを獲ってほしいです」とエール。

「私も(選手時代に)トレーナーさんに『“オリンピックに出る”が目標じゃなくて“金メダルを獲る”という目標じゃないと出られないよ』って言われていたし、『絶対に金メダルを獲るんや』っていう気持ちでやってほしいと思います」

コロナ禍でも「何ができるのかを考えて」

今回のオンライン会見には、合宿所での練習前の6人の選手たちも駆けつけました。記者から、しずちゃんが強化委員に就任したことで「期待すること」「学びたいこと」について質問を受けた並木選手は、「マインド面を参考にできたらと思います」と回答。

続いて入江選手には、しずちゃんについてこんな質問が。

「女子ボクシングが初めて正式種目となったロンドン五輪出場を目指したパイオニアの1人です。当時のことは知っていますか?」

当時、小学生だったという入江選手はこう語ります。

「当時、小6だったんですけど、小学生ながら女子ボクシングの競技人口は少ないと分かっていたので、(しずちゃんが選手として取り上げられることで)盛り上がることは嬉しいなと思っていました。その時から、雲の上の存在だった国際大会にたくさん出場されていたので憧れています」

一方、ウェルター級の鬼頭茉衣選手がしずちゃんに質問したのは、「アマチュアボクシングの魅力」について。しずちゃんは、「オリンピックを目指せるということは大きいと思います。基礎がしっかりするので、プロボクサーになっても成長の幅が広がるんじゃないかなと思います」と回答しました。

来年の五輪に照準を合わせて練習を積み重ねる選手たちですが、開催に向けてはまだまだ不透明な部分も多く、モチベーションの維持が難しい日々が続きます。こうした状況を心配するしずちゃんは、胸中をこう語りました。

「いつかは収束するはずなので、気持ちを途切れさせずに(いてほしい)。練習は人とできなくても、1人で家でもできるし、いま何ができるかを考えて、大変だけど頑張ってほしいなと思います」

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