8月28日(金)から30日(日)までの3日間、大阪・Laugh & Peace Art Galleryにて、女と男・ワダちゃんの初個展『WADACHANCHI』が開催されました。

タイトル通り、ワダちゃんの家に遊びに来た感覚で楽しむことのできた今回の個展。

今回ラフマガでは、ワダちゃん本人に個展へ込めた想いや、数・クオリティともに突出している消しゴムハンコ作りの裏話など、たっぷりと話を聞いてきました。

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サインに添える似顔絵がはじまり

——消しゴムハンコを作り始めたきっかけを教えてください。

サインを描くとき、サインだけだと“誰のサインやろ”ってなるなと思ったんです。それで、“吉本に作ってもらった自分たちのキャラクターの顔をハンコにしたら押せるんじゃないか? ”っていうのが最初でしたね。

まあ、作ったものの、私がハンコ自体を持ち歩くのを忘れていて、全然押せていないんですけど……。あとはやらせてもらっている『ま~ぶる!女と男と木村のシャバダバ元気!!』(KBS京都)というラジオ番組で、消しゴムハンコを彫ってサイン色紙に押してリスナーさんへプレゼントをしたり。プライベートで友達から“こういうハンコがほしい”と言ってもらったりもしましたね。

もうひとつ、『よ〜いドン!』(関西テレビ)で担当しているコーナーでも、“食材とゲストの方をコラボさせたハンコを作ったらいいんじゃないか”っていう提案が相方(市川)からあって、1回やってみようってやりだしたのもありますね。

——ハンコ自体はいつから作っているんですか?

一番最初に彫ったのは8年から10年くらい前です。小さいころから工作とかは得意でした。美術と体育だけは成績が良い、典型的な勉強できない子です。

本当のワダちゃん家よりも綺麗!?

——今回、初の個展を開催されましたが、いかがでしたか?

うれしいです。やっと肩の荷が下りたというか、一点一点みんなが見てくれているのを見て感動してます!

——個展をやろうと思ったのはなぜですか?

以前、こいでさん(シャンプーハット・こいで)の合同展に作品を出させてもらったんですけど、2、3点しか出していないんです。それで、“いずれは自分ひとりの個展をやってみたいな”って。そうなったときに何を出そうって考えたら、消しゴムハンコは絶対やし、美術館に行くのが好きやから絵も1回描いてみようって思い、キャンバスに描いてみたのもきっかけですね。

個展が決まってから、たむら(けんじ)さんから依頼いただいて、たむらさんの寝室に飾る絵も描きました。うれしいしプレッシャーもあったんですけど、いろいろ調べて仕上げて、自粛期間明けにお家に飾りに行かせてもらいました。

——個展のタイトル『WADACHANCHI』の意味を教えてください。

自分の家よりこっち(会場)の方が片付いていて綺麗やなって思ってるんですけど(笑)、ほんまに私の家に遊びに来た感覚で気楽に楽しんでもらえたらなって。それに、あれもこれも置きたくなっちゃったんで、ちょうど良いタイトルかなって思ってます。

——大変だったことはありますか?

描くためにずっと座り続けるのって大変やなって思いました(笑)。びっくりしたのは、外に運動しに行くより体重が減ったこと。やたら甘い物も食べたくなって、久しぶりにこんなに頭を使いました。

——自粛期間中に制作したんですか?

そうですね。考えるのは昨年からやっていたんですけど、行動が遅いんで作業はほんまにバーッとなっちゃいました。作ってる間は、朝から晩までずーっとで、夏らしいことは全然していません。だから、こんなに(家に)こもったことに自分でびっくりしましたね。

でも、やれることがあるのって幸せやなって。けっこうみんな自粛期間中に“何をやったらええんや”ってなっていたけど、全然そんなことなくて。ある意味プラスの時間やったなと思います。

——作品を見て、市川さんはなんとおっしゃっていましたか?

「ええなぁ」って言うんですけど、まったく心がこもってないからすぐ見抜けます。「本気で言うた?」って聞いたら「ほんまに言うてるんやけど……正直言うたらあんまりわからんねん」って。

それでケンカになるから、相方には聞かずに、絵を描いているのも見せずにって感じでした。でも全部1人でやってしまおうって思ってたんですけど、市川くんとマネージャーに作品の配置を見てもらったり、あとはギャラリーのスタッフの方から客観的な意見を言ってもらったりしたから、それはすごくありがたかったですね。

いろんなモノを彫ってみたい!

——今回、消しゴムハンコはいくつくらい展示されたんですか?

えーー……数えてない(笑)。100点は無いですよね?

(スタッフ「あると思います」)

そうなんや。家にもまだちょっとあるんで、全部出しきってはいないです。

——ハンコは1つ作るのにどのくらいかかるんですか?

小さいのやったら彫るのは1時間くらいですね。下書きはずっとノートと鉛筆でやってたんですけど、iPadを買ってから移動中の車のなかでも描けるから、描きだめできるようになりました。めっちゃ便利です。

——今まで作ったハンコのなかでも特に印象に残っているものは?

難しいのは……やっぱり人の顔ですね。本当に難しい人は輪郭とかも写真をうつしてから、目の特徴を見るんです。ほかに、外国人の方は彫りが深いから思い切って良いし、逆に薄い人の目は点とかで良いとか。そうやってやってるうちに、ずっと長い間一緒にいる人は顔の特徴がつかめるようになってきました。だから相方が一番得意と思います。あとは、すちこさん(吉本新喜劇・すっちー)は、めちゃ彫りやすかったです。キャラクターになってるし。

——今後、彫ってみたい人はいますか?

うーん……誰かっていうよりは、細い線とか、むっちゃデカイ作品とかにチャレンジしてみたいですね。

あとはメスキータっていう作家さんの個展を見に行ったら、版画やから黒が多いんですけど、めっちゃ心奪われて。それで“版画やりたい!”ってなったんですけど、ニューヨークの方(ニューヨーク・屋敷)がやったから、真似って思われるのもどうかなって。でも消しゴムだけじゃなくて、石とかいろんなものを彫ってみたいです。

ほかには油絵もやってみたい。あと服のリメイクも。古くなった服を捨てる前に1回切ってみることもあるんですよ。そういえば最近染めも覚えたんですけど、それも楽しいし。一点物が好きなんで、どんどん作っていきたいですね。

——最後に、ラフマガ読者へメッセージをお願いします。

実際の自分のお家にお招きすることはできないですけど、個展をもっといろんな場所でやって、皆さんにほっこりしてもらえる場面をいっぱい作っていきたいなって思っています! あ、ちゃんと相方を大切にしつつ(笑)。

開催中、ワダちゃんの在廊時には鑑賞に来たファンと歓談や記念撮影を行なうなど、ギャラリーはその作風と同じく終始和やかな雰囲気に包まれていました。

消しゴムハンコだけではなく、油絵、版画、リメイクなど、“作る”ことの楽しさを実感しているワダちゃん。今後の活動からも目が離せません。

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