ケンドーコバヤシ、中川家(剛、礼二)、陣内智則といったそうそうたるメンバーを輩出した“華のNSC11期生”であり、かつてはケンコバとともに、“モストデンジャラスコンビ”としても活動していた村越周司。

現在はピン芸人およびギャガーとして活躍している村越が、新プロジェクトを立ち上げます。その内容は、“新ギャグを毎週3個作り、9年後に1,500個を達成し芸人を引退する”というもの。

今回ラフマガでは、そんな村越にインタビューを実施。元相方であるケンコバとの懐かしいエピソードから今回のプロジェクトの話まで、たっぷりと話を聞いてきました。

関連記事:ケンコバ、元相方・村越周司の“YouTuber活動”に喝!「10万回?ぬるいな」

 

ケンコバがベタ惚れした男とは!?

――村越さんは芸歴何年となりますか?

僕、11期やから……28年くらい? 今年48歳になりますから、30周年くらいです。まあ、辞めたり入ったりしていて、いろいろリセットされているから、もしかしたらゆりやん(レトリィバァ)とかと同期くらいかも……。でも復活したのが2006年やからけっこうやっていますよ。

――モストデンジャラスコンビ(ケンコバとのコンビ)を結成したいきさつは?

僕は、NSCを最初の2か月くらいで辞めたんです。でもケンコバが「お前おもろいし、授業来いよ」って。そのころからずっとコバ(ケンコバ)は僕にぞっこんですよ。それでなんとか卒業公演までがんばったんですけど、卒業公演の日にやっぱり辞めようと思って、“ひっかけ橋(大阪・戎橋)”まで行って舞台に出ずに家に帰ったんですよ。

当時『笑いの剣』(ABCテレビ)とかが流行ってきた頃で、“同期のみんなも出てるわ”、“おもしろいなぁ、売れてきたなぁ”って見ていたら、マツコバ(松口VS小林。ケンコバの以前のコンビ)が解散したんですよ。そしたらコバから「話あんねんけど」って電話がかかってきて、梅田のマクド(マクドナルド)に呼び出されて。そこで「一緒にやらへんか」「ええよ」ということで、モストデンジャラスコンビを組んだんです。NSC卒業から2年くらい経っていたと思います。

――すぐにうまく行ったんですか?

コバは認知されていたし、支配人にも認められていましたから。すぐに舞台にも出られるようになって、「シンデレラボーイ」って呼ばれていました。素人やったのに急にレギュラーが決まったり、大阪城の舞台にも出させてもらいましたし。

僕はラッキーなんですよ。なんの苦労もしていない。その代わり、今地獄みたいに苦労していますけど。

解散の原因は不仲ではなく…

――モストデンジャラスコンビはなぜ解散してしまったんですか?

コバが嫌いやった、とかじゃないんですよね。一番の解散理由は、“僕が舞台で緊張するから”なんです。「場数踏んだら緊張せんようになる」とか言いますけど、緊張ってストレスなんですよ。場数踏んで緊張しないようになれればよかったんですけど、ならなくて。毎回舞台立つんが嫌で嫌で。

――苦しかったのでしょうか?

コントとかも緊張しますし、だからコバが気を使ってくれていましたね。セリフもコバ8割、僕2割とか。なんやったら1割くらいです。当時からそうやってくれていたんですね、コバが。

――すごく優しくしてもらっていたんですね。

だからコバは俺のこと大好きですよ。今も好きですからね。ものすごく大切にされていたんですよ、怒られたこともないですし。めちゃくちゃ迷惑かけても、裏でスタッフに謝ってくれてたり。ホステスが飼っている室内犬みたいな感じ。それくらい可愛いがられてた。溺愛されていましたね。

――解散となったとき、ケンコバさんはどのような感じでしたか?

コバは「嫌や」って言うて、めちゃくちゃ説得されましたもん。「考え直せや」って。この20何年経って思うんは、“俺はなんでその説得に応じへんかったんや”って。

――それで緊張するのは治ったんですか?

治っていないんですよ! 人としゃべるのが緊張するんですよ!

――辞めてからはどうされていたんですか?

歯科技工士になろうと思ったんですけど、“99%が受かる”とも言われている国家試験に落ちまして。それで神様が、「おまえは99%受かる試験に落ちて、残りの1%に入ってもうた。もう1回芸人やれ」って(言ったのかと思いました)。それでフリーでやり始めたんですが、最初は劇場にお客さんも来てくれたんですけど、段々入りが悪くなって。それで「吉本に戻らせてください」っていう話をして。

――周りの反応はどうでしたか?

反対されましたね。当時、もう子どももいましたから、“中途半端に戻って家族に苦労かけるのもあかん”っていうことをみんなは考えてくれていたみたいで。でもその反対を押し切って、また芸人に戻ったんです。

新プロジェクトの結果は9年後!

――そして今回、プロジェクトがスタートするんですね。

僕もギャグだけは好きやし、いろいろやってきたわけなんですけど……今回の新プロジェクトは、これから「毎週3個ギャグを作って、9年後に1,500個をゴールとして引退する」っていう話なんです。

出典: @murakoshi8

――なぜ9年後なんですか?

自粛期間中にTwitterで、「ギャグ100個作ります」ってやっていたんです。それを達成したら「もっとやってほしい」っていう声があって。

それと僕、上岡龍太郎さんが好きなんですよ。(上岡さんの)“引き際の美学”がめちゃくちゃかっこいい。パッと辞めはって、その辞め方がめちゃくちゃかっこいい。自分と真逆やから憧れるんです。それで上岡さんの引退の歳を調べたら58際だったので、“自分もそれくらいまでやろう”と思いました。

――プロジェクトの内容を教えてください。

外出自粛期間中の1日1ギャグは、全部既存のギャグやったんです。だから次は新規のギャグを週3個、1年52週だから、9年間で1,400個。100個はクリアしてるから、そこで引退宣言です。

――週3個の新ギャグというのはペースとしてどうですか?

だいぶキツいっすよ。クオリティの低い12点のギャグならそうでもないですけど、自分の中で“75点以上のクオリティ”と決めてるんです。ギャガーとしてのプライドもありますし。

――なるほど。では、最後に意気込みをお願いします。

毎週月・水・金曜の20時に、75点以上の新ギャグをアップします。なにがあっても休まない。今までええ加減なこと、辞めたり復活したりを繰り返してきましたけど、9年後に売れていても売れていなくても、辞めます。それは絶対に決めているんで。

何があっても……もし僕が病気になっても、入院先のベッドからやりますから。9年が経つまでに辞めるとしたら、死んだときです。何があっても絶対に続けます! 腹くくってます!

――ありがとうございました!

 

決死の覚悟でスタートする村越の新プロジェクト。毎週月曜、水曜、金曜の20時に、自己採点75点以上の新ギャグがTwitterに投稿されていきます。

村越のチャレンジは8月26日(水)よりスタート。ぜひご注目ください。

村越周司 Twitter

8月26日(水)より9年にわたるプロジェクトが始動!お楽しみに。

Twitterアカウント:@murakoshi8

【芸人記事まとめ】

【関連記事】

りんたろー。に“妊娠7か月”報道
宇都宮まきが電撃結婚…!?
かつみ♡さゆりが緊急会見
あの芸人がついに初スクープ!?